本と旅とそれから 「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」

本と旅とそれから

「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」

Harry Potter Part2


やっと見ました~(ちょっと日にち経ってるんですが)。
いわゆる「夏休み映画」だったと思うんですが、ま、気温だけは相変わらず夏してるしィ。
そう、「これで最後」のハリポタ映画最終作。思えば長うございました。
シリーズ新作が出るたびに、ポスターに写る3人の人相が悪くなっていくようで・・・。
大人になるってこゆことですか、って感じでしたが。第1作ではほんっと可愛かったですものね。
それにしても、7年だか8年だかにわたって延々続いたシリーズ映画で、メインの役者さんたちがひとりも変わらずに完結するって、なかなか大したことのように思います。
・・・と思ったら、ダンブルドア先生は替わってましたね。ま、ひとりだけってことで。

今回は、ホグワーツ城を舞台に、攻めるヴォルデモート軍、守る学校の教職員・学生一同の最終決戦、一大スペクタクルでした。
冒頭からもう、懐かしいインディー・ジョーンズを思い出させる地下の爆走トロッコ、ドラゴンにしがみついてのロンドン大飛行と、次から次へと飽きさせません。

あ、ちなみにワタクシは2Dで見ました(しばらく3Dは見なくていいデス)。


Harry Potter02


これぞハリウッド!って感じかなー。
しかし、少なくとも映像の中だけでは、魔法は見事に存在するんですね。というか、映像そのものが現代の魔法とでも言いますか。
オババlazyMikiなどは、「まったく大したものだのぅ~」と、すっかり感心してました。

しかし、その魔法の映像を作り出すためにどれだけの人々が、おそらくはとんでもなく辛気臭い(←って表現が、もしかするとオババっぽい)デジタル処理作業などに尽力されたんでしょうねぇ。
エンドクレジットにどどどーと流れる膨大な数の人の名前にも目が回りそうでした。
あれ、自分の名前探すのも大変だっただろうなー、などと、どーでもいいことが思い浮かんだ・・・^^;。

原作読んだ時も思いましたが、スネイプ先生、ホント可哀想ですね。
それでも、たとえ死後でも、彼は本当はどんな人だったのかを皆に知ってもらえただけ幸せ者。本当の勇者は、今なお人の誤解の中に憎まれたり蔑まれたりしていて、その名誉が永遠に回復されないような人なんでしょうね。
いるんだろうなぁ、世の中にはきっとそんな人も。


Harry Potter03


最後にどーんと見せ場のあるこのヒトは、ネヴィル。
映画では確か描かれていなかったと思いますが、この彼は実につらく悲しい境遇にあるキャラなので、最後にヒーローになれてめでたい!
ゴドリック・グリフィンドールの勇者の剣を振るうラスト近くのシーンは、ハリーの決闘シーンに劣らぬ見せ場でした(一瞬ですが)♪
確か彼って、後年ホグワーツの植物学(っていうの?)の先生になるんですよね。

それにしても、ホグワーツの先生方っちゃ大したもんだ。
いわゆる象牙の塔に暮らす人たちだから、ヴォルデモート一派のような現世の悪人集団の前にはひとたまりもないかと思いきや、ここ一番でまさに獅子奮迅の大活躍ですものねぇ。
あと、ベラトリクスをやっつけたウィーズリー小母さんもすごい。あのシーンは、原作でも迫力がありました――何しろ、細部をほぼ忘却した私が、まだ覚えてるくらいですから。
(ちなみに、原作の感想文は►コチラ。)

これだけの長きにわたるシリーズだと、「ワタシの子供時代は常にハリポタと共にあった」て人も結構いるんでしょうね。
私は、この映画シリーズは実を言えばそれほど傑作だと思っているわけではなくて、その点は原作についてもそうなのですが、まあでもしかし、最後までしぼむことなくきっちり完結したし、最終作はそれなりに見応えがあったしで、ひとまず拍手です。




まったくの余談ですが、映画館で「三銃士」のチラシもらいました。
また映画化されたんですね~。「仮面の男」以来だわー。オーランド・ブルームさんが出るっていうからてっきり「アラミス役ですかっ♪」と思ったら、アラ、悪役ですって。
けけけ、楽しみ。

►「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」公式HPはコチラ

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tag: ハリー・ポッター 
  1. 2011/09/16(金) 22:30:00|
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「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」

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  1. 2011/09/18(日) 18:11:01 |
  2. おうちしごと日報

コメント

ホント、映像が魔法ですよねー!
映像という点だけで言ったら『炎のゴブレット』の、
船とか水中のシーンがいちばん好きなのですが、
今回もホグワーツの決戦シーンではまるでそこにいるようにドキドキしてしまいました。
あー、グリンゴッツとドラゴンのシーンを見逃したのが悔しすぎるー!
  1. 2011/09/18(日) 18:19:21 |
  2. URL |
  3. yurinippo #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

yuriさん、

ダースベイダーとルークの決闘では、ベイダーが赤、ルークが青(後で緑)の光でしたが、ハリーとヴォルデモートでは、ハリーの方が赤い光だった・・・などと思いつつ見ておりました。
「炎のゴブレット」は、原作も映画も、かなり忘却しております。ほっほほ。
えーっと、あれですね、なんか、あちこちの魔法学校の優等生がホグワーツに集まってコンテストみたいのやる話でしたっけね。
・・・そんなに素敵な映像だったっけ・・・あらやだ・・・(思い出せない)。
見逃したシーンはエキサイティングだぞぅ。
  1. 2011/09/19(月) 20:37:26 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

ご無沙汰してました^^;

lazy Mikさん、大変ご無沙汰してました。

地下のトロッコ、私もインディ・ジョーンズを連想しました^^
インディのメイキング番組では模型のトロッコを走らせていましたが、
最近の映像技術はすごいですねー。
魔法使いの世界を表現してて、それを見られただけでも
映画館に行ってよかったって思いました。

「三銃士」も空の決戦だなんて、また違った作品になりそうですね。
  1. 2011/09/26(月) 01:10:12 |
  2. URL |
  3. 創 #no8j9Kzg
  4. [ 編集 ]

創さん、

あ、インディー・ジョ-ンズのトロッコシ-ンは模型だったんですね。そっか。
最近の映像技術は、魔法もSFも何でもやっちゃいますね~。
それにしても振り返れば壮大なハリポタ・プロジェクトでしたね~。
  1. 2011/09/26(月) 21:54:15 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #-
  4. [ 編集 ]

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