本と旅とそれから 豪壮、まさに豪壮≪シャンボール城≫             (2006年Paris)

本と旅とそれから

豪壮、まさに豪壮≪シャンボール城≫             (2006年Paris)


(6日目日曜日 5/6)
時間は4時に近くなり、いよいよロワール河古城巡り、最後の城シャンボール城へ。ロワール河畔に点在する城の中で、最大のお城です。
遠くからお城の一部が見えてきた時は、何かと思っちゃいましたよ、あの林立する塔。ガイドさんによれば、シャンボール城の敷地の総面積は、パリの面積とほぼ同じぐらいだとか。

かつて参加したバスツアーでは、これ(▲)よりさらに遠くから眺めるだけで終わってしまったシャンボール城。サント・シャペルと並んで、今回の旅行でリベンジを狙っていたところです。

うわぁ、建物も大きいし、敷地も広い・・・といっても、どこまでがこのお城の敷地なのかわかんないけど。

このお城、長年リベンジを狙っていたところというのとはまた別に、割と最近気に入っている小説にも出てくるので、その現場を見てみたい、という思いもありました。
篠田真由美さんの「桜闇」という中編集の中で、主人公の探偵が、逆恨みされて殺されかける、その舞台が、シャンボール城主塔の二重螺旋の階段(▼左) 

この階段、レオナルド・ダ・ヴィンチがそのデザインに関わっているのではないかと言われているそうです。二重螺旋の中心は上から下まで突き抜ける空間になっていて(▲右)、窓が開いています。探偵はこの窓から落とされそうになるんです。

お城も三つめとなると、少々見飽きてきた感のある、豪華なタペストリーやら家具やら。


16世紀にこの城を建てたのは、ご存知フランソワ1世。そもそもは狩猟の途中で立ち寄るための城館として建てられ、基本的にあまり人は暮らさなかったようです。部屋数は膨大ですが、使われていないところも多く、これまで見て来たシュノンソー、シュヴェルニーと比べると、お手入れがゆきとどいている、とはいえないのだとか。

▼格子天井
格子天井には、フランソワ1世のFなどの飾り文字や、その紋章、シュノンソーにもあった火蜥蜴のレリーフが。でも・・・ドラゴンならわかるけど、王冠かぶった蜥蜴って・・・いいけど。


螺旋階段を上り詰めると、そこは屋根の上・・・というか、テラス。広くって、数多くの塔や煙突(装飾的なので、煙突に見えない)を間近に見ることができます。

▼テラスから見た主塔最上部

      ▼これはもしかすると煙突          ▼城には全部で77の階段があります


▼テラスからの眺望

ああ、広い。以前、ヴェルサイユ宮殿の庭園で大運河がほとんど地平線まで続いているように見えた時も圧倒されたけど・・・ここも・・・見渡す限り、このお城の「庭」なわけね。
(▲)とは反対側にコソン河というロワールの支流が流れていて、お城の堀みたいな感じになっています。そこに架かる小さな橋を渡り、さらに城から遠ざかった辺りが、このお城の全景を撮影するためにはいいとか(林檎さんがどこかから聞いてこられたの)。
あまりに広々とした空間だから一見そうとは見えないけれど、それって結構歩くぞぉ。それだけ距離をおかないと、全貌が眺められないんですね、大きすぎて。

城を出て、てくてく歩く。橋を渡った辺りで、次は城の中心の真ん前の位置まで、90度右方向に・・・今度は走る!集合時間まであんまりなくなってきちゃいました!

▼シャンボール城全景

あ~・・・疲れたけど・・・これで満足したぞー。リベンジ果たしたぞー。

バスの待つ駐車場までの途中に、ちょっとマーケット風にいろいろお店の出ているところがあって、そこで、ず~っと食べたかったアイスクリームを買いました。
ストロベリーとレモン。いや、ちゃんとフラ語で、「フレーズとシトロン」と言ったのデス。

時刻はほぼ午後5時半。
かくて「ロワール河古城巡り」は終了し、バスは一路パリへと帰ります。道路事情も至極快調だったし、食べるものもそれなりに食べたし、写真もたくさん撮れたし、何よりガイドさんにいろいろ説明をうかがえて、いわゆる「知的好奇心」てものも満足しました!
やっぱりお城っていいな~!!!

記:2006年11月16日(木)
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  1. 2006/08/06(日) 00:05:00|
  2. 06夏・Paris
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コメント

No title

私も、テラスから見たときに、このお庭、地平線まで続いてわ~って思ったんですが、パリとほぼ面積が一緒だとは!すごすぎる~~!
二重の螺旋階段は、上る人と下る人がすれ違わないようになっているんですよね。
どういう風になっているんだか、よ~く見てみたかったんだけど、他の人たちが先に行ってしまって・・・。
というのも、私が訪れたときは、私たち(10名弱)の他、中にも外にもだ~れもいなくて、何だか怖いくらいだったんです。
実はこのときの旅行の写真、職場のPCに入っていて(内緒ですよ~。笑)、Mikiさんが記事をアップされる度、見比べていました^^
私が訪れたときは、広大な庭に黄色と青と赤で幾何学模様のデコレートがされていて、とっても楽しいことになっていました。何のためかは覚えていないんですけど^^;
私も一緒に古城巡り、楽しませていただきました。
ありがとうございま~す!
  1. 2006/11/17(金) 11:17:00 |
  2. URL |
  3. camille_31 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

最初の写真を見たときに恥ずかしながら、なんじゃこりゃ、と思いました。
シャンポールは立派なお城と思ってましたが、巨大ロボみたい。人があんなに小さい。
外の見栄えはよくても、大きすぎると手入れが行き届かなくなるんですね。
  1. 2006/11/17(金) 20:39:00 |
  2. URL |
  3. ruksak #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆camilleさん、
ね~!すごいですよね、広さ。
camilleさんがシャンボール城に行かれたのは、オフ・シーズンだったのでしょうか?独占状態で怖いぐらい・・・?羨まし~い!
私の時なんて、もー、人が山ほどでした。
そういえば、日曜日だったせいか、どこかのブラスバンドが前庭(というか、中庭なのか・・・)をあちこち移動しながら演奏していて、反響でずい分大きな音がして、最初はびっくりしました。

お礼を申し上げるのはこちらです~!
古城巡りに限らず、いつも読んで感想を寄せて下さって、ホントに嬉しいです。感謝♪
できれば、この後もお付き合いくださいねっ(^‐^)/
  1. 2006/11/18(土) 00:38:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆ruksakさん、
「巨大ロボ」!そう、そんな感じですっ(^^)
迫力っていうか・・・スゴ味があるんですよー。
フランソワ1世って凄かったんだなーと思わされます。
フォンテーヌブロー城を建てたのもこの人だったような・・・。
王の権威を示すため・・・だったのだろうとは思いますが、「あんなに大きくしなくたってよかったじゃん」と思っちゃいました。
ワタクシごとき庶民に王様の考えることはわかりまへん・・・。
  1. 2006/11/18(土) 00:42:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

うわわわわーー!
こんなすごい建物だったんですか、シャンボール城って。
大きさといい、塔の数といい、デザインといい…
「桜闇」の中のお話の印象をはるかに上回るものすごさ!
や、やはり何でも自分の目で確かめないことにはわからないものですねぇ。
いや、私はMikiさんの写真で見ているだけですが。それでも十分わかりましたが。(笑)

ええーん、やっぱり自分で行って見たい…なんて思い始めてしまいましたよぅ。(泣)
  1. 2007/09/28(金) 11:21:00 |
  2. URL |
  3. yurinippo #79D/WHSg
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No title

◈yurinippoさん、
yurinippoさんの「桜闇」記事のおかげで、自分でも久しぶりにこの記事読み直して、「ありゃま、こりゃでっかいのぅ~」と、感心しております。
あの螺旋階段で追い詰められるシーン、桜井京介は、反対側の窓に飛び移れないかと思っていた、とか言ってませんでしたっけ?無理無理。
運動神経バツグンの人ならわかりませんが、建築探偵は美形のモヤシ型でしたよね。

そういえば、上野の西洋美術館の建物が、コルビュジェつながりで「フランスの」世界遺産候補に上りそうなんですってね~。
建築探偵読んでると、ちっとも覚えないくせに、好奇心だけは刺激されます、ワタシ。
  1. 2007/09/29(土) 00:25:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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