本と旅とそれから 燈籠の社≪春日大社≫                      (2007年初夏・奈良)

本と旅とそれから

燈籠の社≪春日大社≫                      (2007年初夏・奈良)


6月4日(月)
▲ささやきの小径

志賀邸から春日大社参道へと通じる道は、なぜだか「ささやきの小径(こみち)」と呼ばれる鬱蒼たる木々の間を抜ける道です。
しのちゃんによれば、「もちろん、鹿はこの辺まで来ることもあるよ」。
えっ・・・。
「どうする、もしこの道を大きな鹿が通せんぼしたら?」
ほ、他に人いないし、そりゃあやっぱり撤退するしかないでしょー?
この日は幸いそのようなコワい目を見ることもなく、無事、参道(▼)に出ました。
ここまで来ると、さすがに東大寺方面からの観光客の姿が見られますが、多いなと思うほどの数ではなく。


自分で撮った写真を眺めつつ・・・私、この鹿の写真、これまで少なくとも2回は撮っていると思います。本物の鹿の姿もちらほら。

鹿と鹿煎餅にまつわる思い出がいろいろと浮かびます・・・。
結構怖いこと(人気のなくなった夕方に鹿煎餅を買い、ふと振り向いたら鹿の群がどどどと押寄せて来るのが見えて、コワくなって投げ捨てた)とか、汚いこと(鹿煎餅を食べようとする鹿に、手だけでなく服にまでもヨダレを付けられた)とか、マヌケなこと(「鹿にシカトされた」とダジャレを言って、友人に白い目で見られた)とかあるな・・・。

鹿の引き起こす害(というか迷惑)についてしのちゃんから聞いたことなどもあるし、今回は鹿煎餅には手を出さず、鹿には関わらないことにしましょう・・・。

▲春日大社・南門

さて、拝観料を払って、本殿にお参りいたしましょう。「特別参拝マップ」というのを下さるので、その順路に沿って歩きます。
▲樹齢700年の銀杏の木

▲回 廊

春日大社というと、このイメージでしょうか。
丹塗りの柱。ずら~っと並ぶ釣燈籠。

釣ってあるものにしろ、立っているものにしろ、とにかくここは燈籠がたくさん。
あちこちに、「○○奉納の燈籠」といって、名の知られた(私はほとんどわかりませんでしたが)人物が納めた燈籠があります。

さて、本殿前まで来ました(なぜか画像がありません)。
たまたま宮司さんらしき方がおられ、二礼二拍一礼ですよ、と教えて下さいました(ぼんやりとは知ってたつもりでしたが・・・)。なのに、いきなりパンパン!と「拍」から始めてしまった私。
「あれっ、失敗!」と、気まずい思いで宮司さんの方をチラリと見ると、宮司さんにこにこと、「大丈夫ですよ、リセットすれば!」。よ、よかった、柔らかアタマの方で。

その方が気さくに話して下さったところでは、昔は、これほど本殿に近い地点まで来られるのは、正二位(とおしゃったと記憶してます)以上の人だけだったとか。
「昔は、普通の人は奈良駅ぐらいのところから拝むしかなかったんですよ。」
ひょー。現代は、拝観料500円で1日正二位かぁ!お手軽でいいな。

ということで、再び無位無冠に戻った私たちは、東大寺へと向かいます。


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  1. 2007/07/17(火) 21:30:00|
  2. 07初夏・京都、奈良
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緑がきれい。それで鮮やかな朱色があって。
春日大社は昔は庶民にとっては雲の上の存在だったんですね。
勉強になります。
  1. 2007/08/13(月) 19:05:00 |
  2. URL |
  3. ruksak #79D/WHSg
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北海道旅行記を拝見していたら、こちらにも奈良旅行の記事が沢山あがっていました。あーっ、遅れてしまった!でも、でも、数日前まで、トップページが「ならまち」だったように思うのです・・・。奈良ホテル、いいですねぇ。一度泊まってみたいところです。京都の都ホテルにちょっと似ているでしょうか。極彩色の十二神将もそうですが、実は「古都」と言われるところは、千年くらい時間を遡ると、派手派手、ギラギラのところが多かったんでしょうね。「侘び」とか「さび」なんで言い出したもの、その派手派手が維持できなくなったやせ我慢なのではと思ったりします。今度のお写真は、どれも元気の良い緑があふれ出てくるようで、圧倒されます。
  1. 2007/08/14(火) 22:29:00 |
  2. URL |
  3. 都子 #79D/WHSg
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◈ruksakさん、
お、お返事が遅れてしまいました。
いくつか記事をまとめてUPしてから、「どーせこっちは誰も見てくれてないから、自分の旅のノートにしとこう・・・」と、半ば「投げやり」にしてまして・・・。
(つまり、こっちを見てなかったんです。ごめんなさい。)

見て下さってる方がいるなら、またまとめてUPしよっかしらー。
ありがとうございます~(^^)
  1. 2007/08/16(木) 22:10:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
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No title

◈都子さん、
見て下さってどうもありがとうございます!
旅行記って、固有名詞を確かめたりしなきゃいけない場合とか多くて(北海道旅行記は、そういうのが少なかったという点も≪日常編≫向けだったんですね)、ずーっと前に下書きだけしてしばらくほっぽいといて、っていうのもあるんですよー。
で、いくつかまとめてUPという具合。
まあこちらのブログは、地味に「旅ノート」感覚(フィールド・ノートかぁ~?)でいこうかなー、と思ったりしてます。
にしても、もうちょい早めに書かないと、自分の記憶や感覚も薄れてきますよね。
でも、暑いからぁ~。(などと言ってみる。)
  1. 2007/08/16(木) 22:15:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
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No title

東大寺からさかのぼってきました。
春日大社の朱は新緑のころがよく映えますね。

毎年12月17日に、春日さんの摂社、若宮の祭礼「おんまつり」があって、
時代行列がでるんですよね。
この日は近隣の小学校は2時間で授業が終わり。
あとはみんなおまつりに出かけるんです。
それが楽しみで~。いつもよりたくさんお小遣い貰えたし。

そんなこと思い出しました^^
  1. 2008/09/27(土) 21:03:00 |
  2. URL |
  3. bananan_bou #79D/WHSg
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No title

To ばななさん、
どもども~。
この時は、わらび餅を食べ損ねて残念だったんです。
(誰も訊いてないって・・・。)

お祭りのために2時間で授業が終り・・・なんて素晴らしい。
いや、単なるナマケモノ的意見としてではなくってですね(それもあるけど)、小さい頃からそういう文化的な体験をするのっていいなー、ってことです。
縁日とか出るのかな。

うらやましい思い出。
大人になってからいくら観光旅行に行っても、子供の頃の思い出は作れませんからねぇ。
  1. 2008/09/28(日) 21:52:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki2 #79D/WHSg
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