本と旅とそれから 祇園祭②~山鉾巡行・さわりだけですが・・・

本と旅とそれから

祇園祭②~山鉾巡行・さわりだけですが・・・

Gion-matsuri


というわけで、長野から来られたおばあちゃまとお喋りしながら四条麩屋町の注連縄切りのところで待つうち9時――といっても、別に鐘が鳴るわけでもなし、「たぶん今頃スタートしたのでしょう」ぐらいの緊張感のなさだったのですが。

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当然のことながら、山鉾の前には、これを曳く人が進み、曳かない人も歩き、さらに「関係者」の腕章を付けた人がその周囲を忙しく走り回ります。
三脚をかついだ公式カメラマン(多数)の方々、女性もおられましたが、滝のような汗どっひゃー。


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そして、お馴染みコンチキチンのお囃子にのって、やって来ました、先ほどの長刀鉾!
先ほどと違うのは、人が載っていることですよ♪先頭を行くこの鉾には、32基の山鉾中唯一、ホンモノの男の子が載っています。「生き稚児」というようですが・・・他の鉾の稚児は死んでる・・・わけではもちろんなく(バチ当たり)、人形が載せられているのでした。


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や、やはり実物の迫力は大したもの!鉾はとにかく大きいし・・・。
川端康成の「古都」で、主人公に想いを寄せる若者が、子供の頃、祇園祭の稚児を務めたとあったっけ。
1年にたったひとりの大役に選ばれる子って、どんな子なんでしょう・・・履歴書には書けないのかな・・・(あまり意味ないか)。


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などと思ってちょっとググってみたらすぐ出て来ました。
錦林小学校5年生、徳力峰雪(とくりきみねゆき)くんだそうです――雅号のようじゃ^^;?
市長を表敬訪問したというお知らせが出ていました。ご両親の名前も。

写真(▲)は、稚児に従う禿(かむろ)、二人いますが、彼らの名前も出てました。
いずれも、きっと由緒あるおうちの京都っ子なんでしょうねぇ・・・。


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じりじりと太陽の照りつける中、鉾の屋根に座る人たち――うーむ、鉄板焼き状態ではないのかなぁ。
見物客にはアーケードの日陰がありますが、道路上は真夏の天然照明!
まっすぐ進んでいる限りはこの方々もおヒマのようですが、辻回しの時は大変みたい。


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さて、注連縄切り。空中に渡された注連縄を、長刀鉾の「生き稚児」さんが小刀で断ち切ります。
その間、鉾の位置を微調整し、静止させるため、足元に気を配る方々。
――思った通り、私の位置からだと稚児さんはまるで見えん!
どーりで交差点のこっち側よりあっち側の方がずっと混んでいると思ったですよ。

しばらくの静けさの後、「見えてる人たち」のどよめきと大きな拍手で、注連縄切りが無事行われたのだな~とわかります――ま、いっか。


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そして去って行く長刀鉾。もうちょっと先の四条河原町の交差点で、最初の辻回しです。
が、追いかけて行けないのですね――ひじょーにタイトな交通規制がしかれていて、細い道であるにもかかわらず、麩屋町通を渡らせてもらえないのでした^^;


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長刀鉾の「見送り(=後ろに掛けてあるタペストリー)」。
今回初めて知ったんですが、山鉾の四面に掛けてあるタペストリーって、和風じゃないものがたくさんあるんですね。長刀鉾の前掛けもペルシャ絨毯みたいですし。


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長刀鉾の後、次々と三つの山が過ぎ、その後から函谷鉾(かんこ(く)ほこ)がやって来ます。
この函谷鉾も「くじ取らず」で、鉾の中では常に二番目。


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は~!やっぱり鉾、迫力!遠くから近づいて来る時の威圧感というか。

この函谷鉾を見て、私の山鉾巡行見物はひとまず終了――早い?^^;
実は、この後、ケーキ屋さんに行って買物をしてから河原町御池の交差点に来たら、再び函谷鉾に出遭い、辻回しを見物しました――といっても、間際にやって来たのでは少し離れたところからしか見られず、肝心の足元は見えなかったんですけどね。


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そういえば・・・例のおばあちゃま、四条麩屋町で函谷鉾が通り過ぎてふと隣りを見たら、いつの間にかもうどこかに行かれてしまって姿はありませんでした。
その日のうちに、もう長野に帰るって話されてましたけど・・・。


webcitron01.gif


祇園祭は混んでるよ~と聞いたので、とりあえずはお祭りの雰囲気を楽しんで、山鉾見物はそこそこでよしとしよう、と思って出かけたんです。
でも・・・思ったよりはずっと熱心に見物したし、楽しめました。

一生のうちにもう一度見ることがあるかなぁ、祇園祭。わかりませんが・・・。


[2010年7月15日(木)]


2010年夏・京都、旅の目次はコチラ

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コメント

晴れましたね!

前日までの雨がうそのように晴れましたね!
鉾が誇らしげ!

しいて言えば、建物に風情がほしいところですね~
見れなかったので、嬉しいです。
ありがとうございます。

  1. 2010/08/14(土) 22:24:45 |
  2. URL |
  3. にいやん #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

にいやん、

鉾が誇らしげ!山がやましげ!
・・・おやじギャグであると同時に、山に失礼でございました。
すびばせん・・・<(_ _)>。

宵々山の時は、どうもありがとうございました。
おかげで豚まんがとても美味しぅございましたし、提灯のある風景が美しぅございました。
やっぱり、風情では夜に軍配が上りますかね~。

お忙しいところを、いっぱいコメント頂いて、こちらこそありがとうございます<(_ _)>。
  1. 2010/08/14(土) 23:51:23 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #m7S/B2/E
  4. [ 編集 ]

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