本と旅とそれから あと三つお付き合い下さいませ

本と旅とそれから

あと三つお付き合い下さいませ



秋のネタを終わらせなければ冬のネタに進めない!
そして早春ネタ、春ネタへと移っていけないではないか~~。

というわけで、大きく季節はずれとなってしまったことは百も(千、万も!)承知で、昨年秋の京都の話、ラスト3いかせて頂きます。

大原・寂光院。
与謝野晶子の「春ゆうふべそぼふる雨の大原や花に狐の睡る寂光院」という歌や、平家物語最終巻灌頂の巻・大原御幸の舞台となることでも有名な、文芸面でも知られたお寺。

が、近年放火に遭い、本堂や境内の名木が失われたお寺でもあります。

私は、以前は大原を訪れると、三千院とセットで必ず寂光院も訪れていました。
平家一門最後の生き残りとなった建礼門院徳子が、800年あまりも昔、ここからやはり大原の里を眺めながら、何を思ったんだろう・・・と、感傷に浸るのが好きだったんです。

焼失した本堂は後年建てられたものではありますが、それでもとても古いものでした。
古い静かなたてもののあったところに、ぴっかぴかの新しいたてものを見るのが何となく嫌で、以来一度も訪れていませんでした。

ですから、今回は本当に久しぶりに、バス道をわたり、寂光院への道を歩きました。
懐かしい、長い石段。
上がったところには、やっぱりとても新しい雰囲気の本堂が立っていました。

でも、仕方ないことです。
何事も永遠に同じままにはいられない、と、平家物語にも書いてあったし。
寂光院は21世紀から、また新しい本堂と共に歴史をつないでいくんですねぇ。
・・・などと、また新たな感傷に浸るネタを見つけまして。

それにしても、見事な紅葉でした。
季節はずれですけど、ちょこっと覗いて頂ければ嬉しゅうござりまする<(_ _)>。

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  1. 2010/02/17(水) 23:31:00|
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