本と旅とそれから ちょっこし松江

本と旅とそれから

ちょっこし松江

Matsue01
松江城


先週は、ずーっと松江におりました。島根県の。
でも、観光する時間はほとんどなくて、IXYも持っていなかったため、ブログネタはほとんどないのです・・・。

とはいえ、ワタクシ実は「山陰」と呼ばれるエリアに足を踏み入れたのはこれが初めて。
なので、旧型ケータイ(スマートフォン欲しい――でも、デジタル貧乏は続いているし(T_T))の写真など貼り付けて、思い出・・・というか、覚え書きのつもりで少しだけ書いておこうと思います。
松江といえば、宍道湖。大きい~。宍道湖って、中海というもうひとつの湖とつながっていて、以前は宍道湖の方が大きかったのに、出雲空港が湖上に滑走路を建設したため面積がその分小さくなり、今では中海の方が大きいのだとか。「つながってるんだからひとつの湖という扱いにすれば、面積ランキングも上がるのにね」とは地元の方の言。ホント、つながってるんですのにね。

宍道湖といえばシジミ。
泊まったホテルの朝食にも必ず出るため何度も頂きましたが、「くぅ~~、ハラワタにしみる!」って味わいでした。お土産にも、つくだ煮やらシジミ汁の素やら炊き込みごはんの素やら、あれこれ買ってしまいました。

そして松江といえば和菓子。
京都、金沢と並ぶ和菓子どころとのこと。
何で和菓子かといえば、ひとつには茶道が盛んだからなんですね。といっても、表だ裏だといった千利休系の流派じゃなくて、こちらの流派は不昧(ふまい)流。

不昧公として知られる、松江藩第7代藩主・松平治郷(はるさと)が創始した流派なのだそうです。
あちらでお会いした方の中にお茶をされてる方があってちょっとうかがったのですが、利休のような民間人(?)の始めた流派と違って武士の流派なので、雰囲気が男性的なんだそうです。たとえば、礼をするので畳に手を突くにも、指を丸めて、こぶしの状態で突くのだとか。

不昧公ゆかりの明々庵という茶室を見学したんですが――でもって、私は茶室のことは何にもわかりませんが――大きかったです、結構。利休ゆかりの茶室というと、何よりまず小さい、狭いという印象があるんですが、明々庵の場合、玄関なんて武家屋敷の式台付の玄関と同じ感じで(躙り口も作られてはおりますが)。

和菓子もあれこれ買い込みました――日持ちのするものが多いしィ^^;。
で、現地では生菓子を食べましてね。1日に3個食べた日もあったな!だって、頂きものがあったんだもの♪
綺麗だし美味しかったんですが、京都フリークの私としましては――いえいえ、ここで比べるのは愚というものでございましょう。松江には松江の香りと趣(それに、京都の和菓子の半分以下のお値段だし)。

ちなみに、松江は小京都と呼ばれる町ですが、さっきちょっとWikiを見てみたら、日本には小京都と呼ばれる町がすごくたくさんあるのですね!びっくりしましたよぅ。


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興雲閣


そして松江といえば、小泉八雲、ラフカディオ・ハーン。
資料館と旧居に行って説明書きを読んだので、ちょっとだけ彼について学びました。
・・・苦労した人だったんですねぇ(T_T)。
子どもの頃に両親が離婚、彼を引き取った父も早くに亡くし、さらに事故で片目を失明、学資を出してくれていた大叔母が破産・・・。

資料館に、ハーンが特注して作らせたという書き物机が展示されているのですが、これが妙に背が高い。椅子に座ると、机の面がすぐ顔の近くまできます。ハーンって大男だったのか?と思いきや、身長は160cmと、とても小柄だったとか。何でも、残されたもう片方の目も視力が落ちていて、ものすごく近づけないと読み書きができなかったのだそうです。

遠い東の国で、ハーンは何を思ってその地に骨を埋める気持ちになったんでしょうか。
なんか、ハーンの本を読んでみたくなるな~。

興雲閣というのは、松江郷土館とされている明治のたてものです。
明治天皇をお迎えしたいと建てられたものの、完成直後に日露戦争が始まってそれはかなわず、後に大正天皇が宿舎に使われたのだそうです。
改修中ということで、内部は少々寂しい感じになってましたが、外観は趣ありました。

そして最後に、松江城。
これ、17世紀の天守閣がちゃんと残っており、戦前に一度国宝指定を受けたのですが、戦後の文化財保護法では重要文化財の指定となったため、現在、国宝にしてもらうべく運動中とか。

最上階まで上ると、宍道湖が見えて、ちょっと彦根城みたい。
でも、彦根城は徳川系の白いお城ですが、松江城は黒いお城です。明治維新後の廃藩置県の際に、天守以外の部分が取り壊されてしまったそうで・・・もったいなかったですねぇ。

それにしても、さっきWikiで「松江城」の項目見たら(►コチラ)、「人柱伝説」なんて出てました。
恐ろしい~・・・。こんなハナシはお城でもらったパンフには全然出てませんでしたが・・・小泉八雲の著作("KWAIDAN"かしら?)にはあるんですね。ますます読んでみたい・・・。


webcitron01.gif


島根、今回はホントにほんの一部しか見られなくて。
世界遺産の石見銀山をはじめ、足立美術館や出雲大社や、いろいろ行ってみたいところアリ。
足立美術館というのは、横山大観の充実コレクションの他に、アメリカの日本庭園専門誌で8年連続「日本で一番美しい庭」に選ばれ続けているという庭園を持つ美術館なんだそうです。ちなみに、その雑誌の選ぶ「日本で二番」が桂離宮なんだとか。

ただ、アクセスがちょっとねー。
羽田から飛行機に乗ってしまうと簡単ですが、たとえば京都に行ったついでに足を延ばして・・・とはなかなかいかぬようで。車だったらいいのかも知れないけれど。
・・・ま、いつかまた行けると思いましょう、島根。佳きところでした♪
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tag: 松江 
  1. 2011/02/22(火) 22:30:00|
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松江いいですねー!

こんにちは。お久しぶりです。
私も1年前くらいに初めて山陰地方に足を踏み入れたのですが
松江とっても良かったです。
Mikiさんみたいに和菓子三昧ができなかったのが悔やまれるところ…
「若草」というきれいな色の求肥?を買っただけでした。

帰ってからうちの家族も小泉八雲に興味を持ったらしく、
『耳無し芳一』や『むじな』を声色を使って話してあげたら
震え上がっておりました(笑)

足立美術館の庭園はとっても美しいですよ!
手入れの行き届き方が半端ではありません。
(人工的にすぎる気もすこーしいたしましたが)

あんなに遠くなかったらすぐまた行くのになー
  1. 2011/02/24(木) 15:29:07 |
  2. URL |
  3. yurinippo #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

yuriさん、

おしさしぶりィ^^。

そうでした、yuriさんも以前、松江の方のことを書いておられましたね。
足立美術館に行かれたんでしたよね、羨ましいです。
人工的にすぎる・・・なるほどなるほど、私は写真を見たことがあるだけですが、確かにびちぃぃーーっと形が整えられていますよね。
1年中いつ訪れても、わずかな乱れもないんでしょうかね。
どっちにしても、見に行ってみたいものです。大観も。

「若草」は私も買ってきました。求肥がふるふるでしたね。
上生菓子も、不昧公ゆかりのお菓子も、お土産屋さんのお菓子(いなばの白うさぎ饅頭とか~)も、堪能しましたよん。

「知られざる日本のおもかげ」でしたっけ、ハーンの本、読みたいです――が、今すぐに読む予定は・・・のはは。
  1. 2011/02/24(木) 22:19:08 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

祝、山陰デビュー♪

東からだと遠いねー。よく考えたら、松江城に行ったことがなかったよ。しじみは存分に食べたんだがなー。

全国の天気予報には松江の予報が必ず含まれているので、これからはちょっと身近に思ってあげてにゃ(←携帯のバッテリー管理アプリがネコ語でコメントしてくれるので、ネコ語に感染してしまっている)。
  1. 2011/02/25(金) 21:09:20 |
  2. URL |
  3. しの #-
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

やっほー。

距離的な遠近と、交通の利便の面の遠近とあるよね。
羽田から飛行機に乗ってしまえば、1時間半ぐらいで出雲空港なんだけどね。
福岡から来ているという人は、岡山経由で電車(新幹線を使ってもかな?)で6時間と言っておられたよ!東京から金沢に行く時なんかもそうだけど、鉄道で太平洋側から日本海側に行くのって面倒だね。

そっか。全国の天気予報って松江入ってたか~。
・・・京都は入ってないよ。
いつも大阪の予報を見て、「でもちょっと違うよねー」と思ってるの。

にゃはは、しのちゃんがネコ語とは、ちょい意外だにゃ。
  1. 2011/02/26(土) 11:36:42 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

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