本と旅とそれから 毒笑小説/東野圭吾

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毒笑小説/東野圭吾

何といいますか、たとえば、あまり長くない時間を本を読んでつぶしたい時にとてもよいような1冊――というともしかしてあまりいいイメージにならないかも知れませんが、書いているワタクシは、結構褒めているつもりでいます。

ちょっと、懐かしい星新一さんのショート・ショートを思い出すような雰囲気でもありました。
「毒笑小説」

毒笑小説/東野圭吾(集英社文庫)

一番最初の「誘拐天国」が少し長めですが、あとはどれも文庫本で30ページ前後の短編集。「毒笑」と付くタイトルからわかるとおり、ブラックユーモアの笑いを含んだものが多いので、電車の中で読んで困るということはありません。一方で、あまり爽快感のある笑いというわけでもないんですけどね。

・・・でも、やっぱり何かいい感じ。


巻末に、東野さんと京極夏彦さんの、「笑い」をテーマに小説を書くことについての対談が収録されています。人を笑わせるのは泣かせるよりはるかに難しい、とかまあ、そうしたようなことが。

そうでしょうね。笑いの感覚って人によってかなり違いそうですもんね。
ドタバタ・コメディーを見て笑える人と笑えない人ってかなり大きく分かれそうだし。
ドタバタにもいろいろあるし。はるか昔を思い返せば、ドリフの「8時だよ」は・・・結構笑ったような記憶があるんですが、あらためて思い出すと、あれ、結構「痛そう」なコントが多かったですよねぇ。上から落ちて来た金盥がモロに頭にぶつかったりとか(で、エラくいい音したりして)。

笑わせようと意図して笑わせられる人って大したものだと思います。
私も時々「笑わせよう」と思ってジョークを言ってみて思いっきり空振りすることがありますが、そうした時のしらけた空気の気まずさってすごいもんですもんねー。
相手が頭のいいイジワルだったりすると、こちらの意図を先読みされて「もしかして〇〇とか言おうとしてる?」なんて言われて、すごくイヤだったり!(「笑点」でよくある風景です^^;)

その点たぶん、人を泣かせるのは楽なんでしょうね。
どれだけ定型化しているとわかっていても、たとえば「別れ」なんていうテーマを前にすると、人間はた易く泣いてしまうものだと思いますもん。

そうそう、その意味では、新聞の4コマ漫画なんてすごいです。
現在の朝日新聞朝刊の「ののちゃん」は絵もいい(可愛いというかオモシロいというか)し、キャラクターもよいし、ストーリー(?)もよくて、名作だと思います。
かつての「フジ三太郎(だったかな?)」とか「ペエスケ」もよかったな~・・・。

って、全然「毒笑小説」の感想文になってませんが。

ある意味楽しいし、飽きさせないし、絶賛するほどの気にはならないけれど、知り合いが手に取るのを見たら、「あ、それ、面白いよ」ぐらいはきっと言うだろうな、という1冊でした。


webcitron01.gif


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  1. 2011/12/12(月) 22:30:00|
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