本と旅とそれから 眠りの森/東野圭吾

本と旅とそれから

眠りの森/東野圭吾

「火天の城」に始まって、「仏果を得ず」に終わった昨年のマイ・本読みライフ。
どちらも素晴らしい小説でした。他にもたくさんいい作品に出遭えて、楽しかった♪
ペース的にはまあ、例年通りでしょうか。毎年こんなもんだ、たぶん。

今年の1冊目は、昨年終盤、「新参者」をきっかけに読み始めた、東野圭吾さんの刑事・加賀恭一郎のシリーズ2冊目の本書。初出が1989年ということですから、もう20年以上前の作品なのですね!
このシリーズの最新作「麒麟の翼」の映画が公開されているタイミングだからか、昨年シリーズ1冊目「卒業」を借りた時は待つことなどなかったのに、今はどうやら、シリーズどれもまず予約を入れなければならないようです。
「眠りの森」


眠りの森/東野圭吾(講談社文庫)

その「新参者」のTVシリーズと、その前作に当たる「赤い指」(たぶんTV?)が、昨年末に再放送されてましたね。年賀状作りその他の用事をしながら、「見る」というよりは頭の後ろ辺で「聞いて」いた感じでしたが、それでも結構楽しめました。ちゃんと録画してゆっくり見ればよかったな。少し後悔。

しかも、最初の方はまったく見逃しているので、なぜ加賀刑事が若手刑事と二人組で歩いているのかよくわかりませんでしたが――どうやら、加賀刑事の従弟のようでした。
あれは原作にはない設定ですね。たぶんあの若手俳優さんが人気者なのでしょう(疎くてわからない)。

さて、「眠りの森」。
前作「卒業」は、大学生の加賀恭一郎クンが、卒業後の「第一志望は教師、第二志望が警察官」という話でしたが、2作目では最初から刑事として登場します。
なんでも、いったんは中学校教師になったものの、「俺が生徒のためだと信じてやったことは、何ひとつ彼等のためにはならなかった」というわけで警官に転じたのだとか。

今回は、バレエ団が物語の舞台。
数人の人が相次いで死んだり殺されたり殺されかけたり、という連続事件が起きて、何となく怪しい人は何人かいるんだけどどの人もこれといって決め手はなく・・・という感じで、正直、あまり緊張感のない話の展開ではあるのですが、でも何となく面白くもあります。

加賀刑事の恋物語もあり。
「卒業」では、冒頭でいきなり好きな女の子に彼が告白するシーンがありますが、今作は最後の最後に同様のシーンがあります。といっても、物語が終了した後に彼の恋が成就する可能性はすごーく低い感じがするので、きっと次の作品ではまた、この恋話も「以前好きだった女性が・・・」みたいな過去の思い出という形で語られるのだろうなぁ・・・。

地味ではありますがそれなりに楽しめる1冊、というのが今年の第1冊目となりました。


webcitron01.gif


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tag: 東野圭吾 加賀恭一郎シリーズ 
  1. 2012/01/15(日) 22:30:00|
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