本と旅とそれから 没後150年 歌川国芳展

本と旅とそれから

没後150年 歌川国芳展

歌川国芳展01


展覧会に出かけるのは、ずいぶんと久しぶり。
しかも、この森アーツセンターギャラリーという美術館は、今回初めて行きました。六本木ヒルズ内という場所柄もあってか、会社員風のお客さんが多いように見えました。最近は六本木や乃木坂で大きな展覧会が多くなりましたが、ワタクシはいまだに上野、竹橋派です・・・。

ホントはこの展覧会、しのちゃんと一緒に行きたかったところなのですが、あれこれ都合が合わず、残念ながらひとりで行ってきました。
にしても、ちょっと体調不良の時に出かけてしまったうえ、ロッカーにでも預けるつもりで少々重い仕事カバンを持って行ったところが預けそこね、「うぅ、くるひー・・・」とつぶやきながら、希代の浮世絵師の作品と向かい合っておりました。森アーツセンター、もっと椅子を置いとくれやす。オババを労わってちょ。
(それでも、山本耕史さんのオーディオガイドの声は涼やかでしたわ~♪)


過去最大規模というだけあって、約420点もの作品が出展されたこの展覧会。前期と後期で一部展示替えがあったのですが、私が出かけたのは後期に当たる期間です。
どちらの期間にもとても見てみたい作品が出展されるんですよねー。ちなみに、TOPの絵「坂田怪童丸」は前期展示の作品。チラシで見るだけでもエラいパワーが感じられます。

作品は、どれもそんなに大きな絵(版画)ではないのです。西洋絵画によく見られる、見上げるような大きな作品はありません。なのに、鯉やらガマガエルやらはでっかい。「どぇぇっかい!」感じ。

かと思うと、ちょこりらり~んと可愛らしいものを描いた絵もいっぱいあります。

・・・あ、歌川国芳は幕末は江戸の浮世絵師です。
その浮世絵の展覧会です(それを最初に書かねばっ^^;)。

絵心といいますか、画才といいますか、もっと単純に才能、といいますか。
もう、あふれてますね。
この人に筆を持たせたら、この世のすべてを描き出してしまう感じです。

静止画なのに躍動してるっていうのは、なんかもう、どゆこっちゃ。


歌川国芳02


お正月に、伊藤若冲の特集番組の再放送をやっていて、ちょこっとだけですが見たのです。
これがまた素晴らしくてね~。
ああ、なんて艶やか。煌びやか。美しい。素晴らしい。と、呆けてしまいました。

国芳は、京都でそうした華麗な作品を残した若冲が亡くなる3年前に江戸に生まれ、この躍動感にあふれた数々の作品を残しました。

ああ、猫がかわゆい。影絵がおもしろい。粋だ。うなっちゃうよ。

しかも、国芳の浮世絵の大部分が木版画作品であるというところがまた、タメイキものですの。
版画作品にとって元絵はもちろん大変重要ですが、それを元に版木を彫った彫り師と、それを刷った刷り師がいたということを忘れることはできません。版木もいくつか展示されていました。
あれもほんっとすごい技術だなぁ・・・。

あと、描かれている人々の、着物の柄がものすごく繊細で美しいんです。
国芳って染物屋の生まれなんですって。そのせいもあるらしいです。

それにしても、やはり展覧会は体調万全で臨みたいもの。
今回のような、出展作品数が多く、細密でサイズの比較的小さい絵が多い展覧会は疲れます~^^;。

►没後150年 歌川国芳展公式サイトはコチラ




助けあいジャパン



ぬ?原発ゼロでも、次の夏を乗り切れるんですか?
 やればできちゃうってレベルなんですか?
 ――なんか、ハナシが違うって気が・・・。



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  1. 2012/01/27(金) 22:30:00|
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