本と旅とそれから 眺望絶佳/中島京子

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眺望絶佳/中島京子

久しぶりの中島京子さんの小説です。
何でこの本?というほど大した理由はなくて、単行本にしては小型軽量だから、楽に持ち運べそうだなと思ったのと、爽やかなタイトルだったから、というぐらいでしょうか。

東京のあちこちの片隅の小さな物語を集めた短編集です。
「眺望絶佳」

眺望絶佳/中島京子(角川書店)

プロローグとして東京スカイツリーから東京タワーへの、そしてエピローグとしてその逆のお手紙のようなものが収録されています。比較的新刊なんですね。
スカイツリーは溌剌とした青年、タワーは落ち着いた初老の婦人、といったキャラクターに描かれていて、ほんわかした感じです。


収録されている短編は、東京のどこかで起きたエピソード、ということ以外、特に共通したテーマがあるわけではないようで、童話めいていたり、ブラックユーモアが漂ったり、切なかったり、いろいろです。
・・・実をいえば、ちょっと退屈なのもありました。

日々のニュースやワイドショー(滅多に見ないけれど)を見るともなしに見ていると、別に大ニュースじゃないんだけど、驚くようなことってときどき報じられていますよね。
男性が女性に換わったり、敷地いっぱいにガラクタを貯めこんだところに暮らすお年寄りがいたり、亡くなったご主人に化けたタヌキとデートしたり(は、報じられないか^^;)。

田舎に行けば、神話の場所が残っていたり、昔話がそのまま現実になりそうな場所が見つかったりするんじゃないかと思いますが、都会というのはこれはまたこれで、無数に暮らす人々の間で無数の物語があって、そのうちのいくつかは、とても現実のものとは思えないようなものだったりするんじゃないかと思います。

その非現実性が、前向きだったり、ただ普通に(?)不思議だったりするものだと楽しいんですけど。
巡り合うなら、楽しい不思議であって欲しいものです。


webcitron01.gif


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  1. 2012/05/28(月) 22:00:02|
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