本と旅とそれから ケルベロスの肖像/海堂尊

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ケルベロスの肖像/海堂尊

あれやこれやでブログ書きも本読みも少々停滞しています。写真も撮りに行けてないし。
ああ、時間の使い方の要領が悪い自分が恨めしい(T_T)。
まあ、そんな中でわずかに読んだ本――図書館の予約が回って来たので頑張って読んだのです。

ここのところ海堂さんのこのバチスタ・シリーズは、ミステリーっていうよりはサスペンスっていうか、あれこれかなり派手な要素が次々と盛り込まれてきていますが、本書のラストは、さらに「スペクタクル」って感じでした。一瞬、「バチスタ・シリーズは今回で終わりか?!」と思っちゃいましたよ。もちろん、北海道や大阪でも同じ海堂ワールドが展開しているのだから、終わりになるわけはないのでしたが。
「ケルベロスの肖像」

ケルベロスの肖像/海堂尊(宝島社)

本書は、バチスタ・シリーズの続きであり、また「螺鈿迷宮」や「ブラックペアン1984」の収束点でもあります。海堂さんの伏線の張り方って壮大だなぁ。
・・・でも、私は(ってことは多くの人が)あの人がアノ人だろうなと思ってましたけどね(一応ネタバレ回避)。いかにも怪しいんだもの。東城大学病院関連のとても頭の切れる面々がまったく気付かないのが不思議です。ま、岡目八目ってヤツでしょうか。


そのうちまた読み返したいとは思いつつ、一度読んだだけで次々と新刊を追いかけている状態の海堂作品の中で、唯一「螺鈿迷宮」だけは、比較的最近再読しています。少々話が複雑なのと、その後の物語に深く関係してきそうだったせいですが、やっぱり読み直しておいてよかったです。

ラッキー・ペガサスの天馬大吉クンが再び登場。
「螺鈿迷宮」は彼の一人称目線で語られていましたが(確か。・・・再読してもすでに記憶が曖昧^^;)、あの時はヘロヘロなダメ医学生だった彼が、今回はずい分としたたかな青年となっていました。ぐっちーぐらいだと、やり込められてしまうくらい。もしかして、彼も世良センセのように、その後さらにビッグに成長していくのでしょうか。

「螺鈿迷宮」ラストの謎は今回明らかにされるのですが、どうやらさらに今回新たな謎の種が蒔かれたようなのですねえ。桧山シオンも何やら変貌するし。女性キャラたちの動向は今後不明です。

それにしても、ラストのすさまじいこと。
もし本書を映像化するとしたら、一番お金がかかりそう――最近はCGとかでできちゃうのかしら?
物語世界での物理的・財政的損害を考えると、本当に東城大関係者の方々にご同情申し上げます。そもそも、このシリーズはのっけから、東城大に多大なダメージを与えるような出来事の連続でしたからね。とうとうこうなってしまったか、です。

そして、灰燼の中から不死鳥のごとく立ち上がったのが――ぐっちーだ。
きっといつか彼には、「行灯」よりずっと華麗な二つ名が与えられることでしょう。


webcitron01.gif


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  1. 2012/10/28(日) 22:00:02|
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鍵コメさん、

鍵コメさんのブログにお返事させて頂きますね。
  1. 2012/11/11(日) 21:54:32 |
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