本と旅とそれから 「009 RE:CYBORG」

本と旅とそれから

「009 RE:CYBORG」

009-01


近頃のアニメってすごいのねぇ~~。
昨今は、アニメというとジブリしか見ておらず、「あれは別モノ」みたいな感覚があったため、今回つくづく感心してしまいました。すごいもんだねぇぇぇ。

にしても、ああ、見られてよかった。上映館があまり多くないので、見られないかと心配しましたが、何とか。不本意にも3Dバージョンでしたが、まあいいや。
009-02


なぜ今頃になって009が復活したのかとか、今回の制作者が誰でどんな人なのかとか、声優さんが誰とか、まーーったく存じません。
とにかく、かつて私は009の熱烈なファンでした。原作のマンガも、TVアニメも。劇場版アニメは――うーん、見たか見ないか覚えていない^^;。今回の映画の画像を検索していて、かつての劇場版のポスター画像なども見つかり、それにはしっかり覚えがあったのですが、じゃあ映画を見たのかというと・・・はて。

今回は、西武線(私を都心に連れて行ってくれる鉄道路線)内の公告で映画について知りました。
ちなみに、西武線沿線の大泉学園エリアは、アニメ版009生誕の地でございます。
キャラクターデザインがずい分カッコよくなっていて(特に006と007)かなり期待してました♪


009-03


割と最近、これまたひたすら懐かしかった「ひみつのアッコちゃん」の実写版を見たときは、最後に懐かしの主題歌が流れてうるっときたものでしたが、今回の映画009では、私が大好きだった昔の主題歌が流れることはありませんでした。でも、今回の音楽はそれなりに大変秀逸だったんじゃないでしょうか。とても迫力あったし。

それにしても、これまでのマンガとアニメとひっくるめ、一番好きだったのはどれかと考えれば、マンガ・・・でしょうか。といっても私は(おそらくされたのであろう)雑誌連載ではなく、単行本化されてから読んだんですけどね。たぶん、マンガも、何期かに分かれるんだろうなぁ。私が一番好きだったのは、比較的後期の、北欧神話をモチーフにしたお話でした。
・・・私と北欧神話の出会いはその009のエピソードだったんじゃないかしら^^;。
何とも神秘的な、ひじょーに物語性の高いお話でした。うぅむ、読み直したくなったなぁ。また買おうか。


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今回は、映像の美しさや動きの流麗さダイナミックさ、音楽の迫力、といった点が素晴らしくて目を奪われました。その一方で、よく考えてみると、ストーリーとキャラクターの人物像などは、実はあんまり大したことなかったような気がします。逆に言えば、映画そのものが、映像の美しさや、躍動するキャラクターたちの姿を見せるためにあって、ストーリーはどうでもいいのかな、とも思いました。

全体の雰囲気は、X-MENシリーズみたいでした。
それぞれのサイボーグたちの人物像は、いかにも今ふう。X-MENのようでもあり、ミッション・インポッィブルシリーズのようでもありました。
一番昔と変わったなと思ったのがフランソワーズ(003)。

世相を反映して変わったという感じでしょうか。
彼女は視覚と聴覚が強化されたサイボーグで、一番人間に近いメンバー。そのせいか、大抵は後方の比較的安全なところで連絡役を果たしていたんですよね、昔は。赤ちゃんの001や高齢者のギルモア博士の世話をする、いかにもチームの「主婦」的存在だったのです――昔は。

それが今回は、彼女がイワンを抱く姿は一度も出てこなかったし、いきなり飛行機からダイビングしたり、イージス艦に乗り込んで行ったりと、大活躍。地味でおとなしかったかつての外見とは打って変わって、今どきの女スパイ風に非常にセクシーでした。


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ほかのサイボーグたちは・・・001は、以前の老人のような赤ん坊ではなく、天使のように美しい可愛らしい赤ちゃんになってました。004は、ほとんど白く見える灰色の目が独特の雰囲気。007は、かつては006と二人でチームの道化役でしたが、今回は007というナンバーに恥じぬ、いかにもキレ者スパイという役どころでした。

メインのサイボーグたちはみな、かつてより大きく能力が増強された設定です。
005は昔は単なる怪力の大男でしたが、今では、大声で衝撃波を発生させることまでできるようで。001は超能力で他人をテレポートさせることまでできたし、003はすべてのメンバーたちと、脳波で通信できるんです。


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002も外見がすごーく変わって、リアルなカッコいいアメリカ人になってました。
確か昔は、天狗のように鼻の高い(てか長い)、赤毛のにーちゃんだったような。で、空を飛ぶときは、いきなり足が鉄腕アトムみたいに火を噴くのでした。
今は、空を飛ぶときはまるでモビルスーツみたいになります。

最後に、ジョーとジェットが二人して流れ星になるところは、「最後だけは一番最初のマンガ版のラストと同じにしたんだな!」とこれまたちょっとうるっときたのですが、そう単純には終わらないのが昨今の物語ということなのでしょうか。
ラストはなんかよくわからなかったです。わかるような気がしなくもなかったけど、わかんなかった。
でも別にわかんなくてもいいかなって感じです。

でも、登場人物たちが、ときどき鼻をつまみたくなるくらいクサいセリフを堂々と口にするのがちょっとばかり閉口でした。
ジョーとジェットが不仲という冒頭の設定の経緯も、説明されてみれば「ちょっとジェット、あんたいつからそんな愛国主義者になったのよ」って感じで。・・・まあ、それも別にいいですけど。

・・・すぐじゃなくていいから、また次の009モノを作ってくれたらいいなぁ。

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