本と旅とそれから 十二の嘘と十二の真実/あさのあつこ

本と旅とそれから

十二の嘘と十二の真実/あさのあつこ

ここのところ、読む本の選択がかなりマンネリ化しているように思います。
新しい作家さん読めてないし。すでに何冊か読んで、気に入っている作家さんの本ばかり読んでいる・・・。そのこと自体は別にいいんですが~。新しい作家さんも読まないと、発展性がなくてちょっと情けない気分です。
私にとって、冬は秋にも増して「読書の季節」なんですから、少し考えなくては( ̄个 ̄)。
「十二の嘘と十二の真実」

十二の嘘と十二の真実/あさのあつこ(徳間書店)

というわけで読んだ本書は、かなりみょーな1冊でありました。
面白い本ではありましたが、登場人物に感情移入できたとか、物語世界が頭の中に鮮やかに思い描けた、というようなことは、特になかったのでした。

ちょっと怖い・・・というか、「恐ろしい」っていう言葉の方が当てはまるでしょうか、そんなような・・・計24の短編が連ねられています。


どこのことともわからない、明らかに架空の国のお話が12編。場所を特定はしていないけれど、現代日本の片田舎を舞台にしたお話が12編。それが交互に並んでいるのでした。

ずっと接点もなく進んでいく二つの路線のお話が、最後にきてつながるのですが――というか、どうもつながるようなのですが、どうつながっているのか実はあんまりよくわかりませんでした^^;。その程度のほのめかされ方なんだろうなと思っています・・・たぶん。

架空の国のお話は、何だか以前どこかで聞いたことのある物語展開のような。どこでだったか。これはきっとこうこうこういったラストになるんだろうな、と思いながら読んでいったら、やっぱりそうなりました。誰が読んでも、予想されるような結末だと思います。それが意図されたことなのかしら。
現代日本の話は、これも特に目新しい感じはないオカルト風のお話。とても人当たりのよさそうなおばあちゃん口調の一人称で語られているのが、内容と不釣り合いでむずむずするような。

夢中になって読む、というような物語でもないと思いますが、ちょっとカフェでお茶飲みながらとか、電車で座れたけど眠くもないし、って時間には良いかもって感じです――何となく、「時間つぶしにはいいんじゃない?」って言ってるような気が自分でもして、僭越でござりまする~。


webcitron01.gif


My Favorite Books(お気に入りの本のブクログ)
BOOKS INDEX(作家別感想文一覧)

関連記事
tag: あさのあつこ 
  1. 2013/01/10(木) 22:00:02|
  2. 2013
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

トラックバック

トラックバック URL
http://lazymiki.blog110.fc2.com/tb.php/1536-c27e8530
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する