
このポスターの伊丹サン、いつも以上に人相わる~ぃ・・・。
それはともかく。
先日見てきました、相棒の最新作――正確には、相棒「シリーズ」最新作。
面白かったです。でも、本家の「相棒」二人がほとんど出てこないので、ちょっと寂しい・・・てか、もの足りない気もしました。

今回の相棒はこの(▲)二人ということなんですが。伊丹刑事は、もう、すごーくお馴染みの人で、おそらく、シリーズの長年のファンは誰しも、「ついにアナタが主役をはる日がきましたかぁ~」と、感慨深いものがあるのではないかと。
天才・杉下右京とその相棒過去三代に比べ、いかにもパッとしない泥臭~いタイプの刑事・伊丹サンですが、右京さんと同じだけの長期間このシリーズに出演しているだけあって、次第に彼も、無味乾燥な脇役から細部まで作り込まれたキャラへと変貌してきました。
頭脳レベルはそこそこ、正義感は極めて強く、不器用、朴訥、かなりひねくれモノ、でも根は優しそう、みたいな人物、かな。
一方、今回彼の相棒になる岩月さんという人、この人はサイバー犯罪対策課という今ふうの部署に所属するコンピューターの専門家。
頭脳レベルはかなり高く、一見するとかなりドライで要領のよい人間のようですが、実は熱いものも内に秘めていて、それが伊丹刑事の影響で思いがけず発揮されることになる、みたいな人物。
彼、TVシリーズの今シーズンにはすでに登場してきてましたね。きっと今後もサブレギュラーみたいにちょくちょく出てくるんでしょう。

伊丹サンって何歳なんでしょ。
今回、怪しいヤツを追って、階段を駆け下り、タクシーを追って走り、あげく、並んだ車の上を次々飛び移りながらさらに走る、なんてシーンがありましたが、何だかしんどそうでした^^;。
この映画は、タイミング的には、神部クンが特命係を去った後、甲斐クンが来る前。おまけに杉下さんは休暇中でロンドン行っちゃってる、ということになってます。なので、本家相棒、不在。
彼ら以外のお馴染みの面々はほとんど総出演なのですが。

右京さんもちょこっとだけ出てきます。ロンドンから。
ホントにちょっとだけなんですが、それでも何だか彼が登場するとほっとするなー。やはり、杉下右京あっての「相棒」って気がします。また右京さんの出てくる長編が見たいものじゃ。いつもお正月の長編が楽しみなんですが、今年の「アリス」はいまひとつだった気が・・・。

神部クンも出てきます。右京さんよりはたくさん出演。
アフリカかどっかに行ってしまった薫ちゃんと違って、お近くの警察庁に勤務の彼は、今後もときどき顔を見せてくれるのかな。くれるといいな。私、神部クン好きだし。そのうち、薫ちゃんも一時帰国なんかして、ウルトラ兄弟大集合みたいな(古い~)話があったら楽しいんだけど。
そんな時、伊丹サンは負けずにやっぱり悪態ついて欲しいです^^。
►「相棒シリーズ X DAY」オフィシャルHPは
コチラ。
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相棒シリーズ
- 2013/04/12(金) 22:00:00|
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