本と旅とそれから 新緑煌く≪醍醐寺、無鄰菴≫

本と旅とそれから

新緑煌く≪醍醐寺、無鄰菴≫

醍醐寺01

特にこれといった理由もないのにぐずぐずしていたら、8月に入ってしまいました――どころか、(暦の上では)秋になってしまいましたどっひゃー。
6月の京都旅行の記事、美術館についての話はすでにUPしたので、今回のこの記事で、6月の旅行記録は終わりにしようと思います。


さて、最終日です(旅行の日程は►コチラ)。
この日、最初に出かけたのは一言寺というお寺でした。
・・・なんか、どこかで見た気がしていたのです、一言寺は紫陽花がたくさん見られるって。
ところが、地下鉄醍醐駅からタクシーで訪れた一言寺は、大きなヤマモモの木はあったものの(これも有名らしいです)、紫陽花は・・・それらしい低木があることはあるのですが、全然咲いていませんでした。

どこか違うお寺と間違えたのか?・・・と、ついさっきまで思っていましたが、あらためてググってみましたら、どうやら今年に限って大幅に剪定されてしまって花がほとんど見られなかったということのようです。
なんたるアンラッキー。ぐぐぐ・・・。

とにかくがっかりしまして、来るときはタクシーに乗った道を、とぼとぼと歩いて戻りました。
ここまで来たうえは、とりあえず醍醐寺に行こうかな、花のない季節に訪れるのは初めてだわ・・・と、少々消極的というか、大して期待も持たずに訪れた醍醐寺だったのです――が。




えっと、醍醐寺というところは、拝観という点からいうと金堂・五重塔などのある醍醐寺そのものと、三宝院(塔頭のひとつ)、霊宝館の三つのエリアに分かれていて、拝観料は別々に納めます。
今回、まずは三宝院へ。花の頃には、あまりの大混雑に、枝垂れ桜だけを眺め、名高い庭園を見ることもなくそそくさと退散したのでしたが、今回は実にゆっくりと、建物と庭園を見ることができました。

それにしても、障子襖を開け放つと、お庭の池を渡って来る風が涼しいこと~。
見事に手入れされたお庭は、さすがの美しさです。撮影は禁止でした。「天下の名石」と呼ばれる藤戸石は、どこがそんなに素晴らしいんだかどうもわからなかったけれど・・・。
建物の痛みが激しいからという理由で、奥の数部屋が立入禁止になっていたのが残念でしたが、春のあの、団体客が続々と入って行く様子を思い浮かべると「そりゃー痛むでしょうね~」って感じです。瑠璃光院といい、建物の収容上限を遥かに上回る数の人が一度に押し寄せた結果でしょう。もうちょっと計画的に公開する必要があるのじゃないでしょうか。


醍醐寺02


その後、西大門の奥の醍醐寺へ。京都府最古の木造建築という国宝の五重塔などがありますが、一番の目当ては弁天堂(TOP画像)。
――素晴らしい風景でした。そもそもの期待値がさして高くなかったということもありますが、それを差し引いても、あんなに美しい風景を見ることができるとは、あの感動だけで、今回京都に出掛けた甲斐があったというもの(・・・同じことを、善峯寺の紫陽花苑でも思った記憶が^^;)。

弁天堂は池の畔に立っているため、赤い建物と新緑が池に映る様子も大変美しいのです。
やっぱり、水のある風景っていいわ~・・・。
訪れる人も少ないので、ものすごく静かですし・・・なんかこう、「あり得ない風景」って感じでした。


醍醐寺03


その後、雨月茶屋でお昼♪
醍醐寺といえば雨月茶屋って感じのするお食事処ですが、桜の季節には到底入れるものではなく、今回初めて入ることができました。
頂いたのは、一味膳の一段(▲)。本格的には二段のお料理なのですが、二段はどう考えても食べられない量だったので一段です。こちらも、一度頂いてみたかったんです~。

ちょこっとの量が12種類。とてつもなく美味!というわけではないんですが、このアソート状態がとにかく楽しいといいますか。リピートするかと問われればビミョーですが、でもとりあえず満足。

その後、霊宝館を見学。
ここも、桜の時季は、お庭に咲き乱れる枝垂れ桜があまりにも見事で、建物の中には入る人は少ないところです――私だけぢゃなく、ですよん^^;。でも、一度は入ったことがあったので、今回は二度目。
このお寺はうなるほど寺宝を持っているので、おそらく展示替えをされるんだと思うのですが、今回印象に残ったのは五大明王像でした。何だか、漫画チックなキャラクターたちだった・・・(バチ当たり)!
・・・やっぱり、国宝の絵因果経はふだんは見せてもらえないのね^^;。




といったところで醍醐寺拝観終了。
もうあとは、帰る前に岡崎の美術館に行くばかり・・・ではあったのですが、時間的に少し余裕があったので、無鄰菴に寄りました。ここも、緑が綺麗かなという目論見です。


醍醐寺04


明治の元老・山形有朋の別荘である無鄰菴、七代目小川治兵衛の作庭でも名高い名勝です。
ものすごぉ~く久しぶりの再訪でした。

七代目の作った庭って、私はここと平安神宮、円山公園ぐらいしか見たことないような――あ、今ググったら、東京の旧古河庭園も七代目だそうですが、まあその程度。
正直なところ、「うぅむ、さすが七代目植治の庭だ!」みたいな鑑賞眼は培われておりません(T_T)。

芝生が広がっていたりするせいか、色彩的に、緑といっても黄緑な感じでした。明るいといえばそうなのでしょうが、もう少し深みのある緑が多い方が好きかしら?
いえ、よくわかりませんが。


醍醐寺05


その後、美術館へと向かい、六月の京都旅は終了しました。
タイミング的に、一番の目当ての紫陽花にはちょっと早かった感があるのですが、それでもやっぱり感動の多い京都でした。次は紅葉――まで、禁断症状を抑えられるかが疑問ではあります。

今回も、お付き合い頂いてありがとうございました<(_ _)>。

最後にもう一度、「そらはな」へおいで下さいな~。

「そらはな・新緑煌く」


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