本と旅とそれから 竹内栖鳳展 近代日本画の巨人≪東京国立近代美術館≫

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竹内栖鳳展 近代日本画の巨人≪東京国立近代美術館≫

「竹内栖鳳展」01


すごい~~・・・!
「近代日本画の巨人」という形容に「確かに!」と、頷けます。

先日、始まってまだ間もない竹内栖鳳展に出かけてきました。
展覧会でこれだけ感動したのは久しぶりです。金曜日の夕方に訪れたせいか(金曜は夜8時まで開館しています)、大して混んでいませんでしたし。
5月に宮尾登美子さんの「序の舞(►感想文はコチラ)」を読んで、まず京都で上村松園の絵を見に行き(►それについてはコチラ)、そこで松園の師・竹内栖鳳の展覧会が秋に開催されると知り、楽しみにしていました(本展は、東京のあと、10月22日から京都市美術館で開催されます)。


「竹内栖鳳展」02


あ、でも、ですね。
この(▲)ブチねこ(正式には「斑猫(はんびょう)」は、後期の展示ということで、今回は見られなかったのです!さらに、「アレ夕立に」は、会期の最後の1週間のみの展示。
重要文化財指定を受けているブチねこや、栖鳳の代表作のひとつに数えられる「アレ夕立に」は、ぜひぜひ見たいもの。これは、もう1度行かなくてはなりますまい――東京でかなわなければ、京都で行くというテもありますか。


「竹内栖鳳展」03


というわけで猫は不在でしたが、獅子(▲「金獅」)はものすごい存在感でした!確か「序の舞」にも、松園の目を通した形でその素晴らしさが記されていました。
存在感、迫力、写実の見事さなどはもちろんですが、全体としてとにかく美しい。なんという美しい獣であろうか!と、拝みたい気分でした。

栖鳳がライオンを描いた絵は、この1枚だけではないんですね。本展にももう1枚出展されていましたし、そのほかにもあるようです。
で、もうひとつすごかったのが、虎。「金獅」のすぐ隣りに展示されていた「虎・獅子図」の半分に描かれた虎です。こちらもすごい写実の迫力。江戸期の画家たちが描いた猫っぽい虎とは別次元の生き物でした。やっぱり、動物園で本物を観察し、写真も撮って勉強した近代の天才の作品でした。


「竹内栖鳳展」04


この絵(▲)もすごかった・・・「蹴合」という題で、戦う二羽の軍鶏が描かれています。
写実的・・・っていえばそうなんでしょうが、たとえば同じく写実的な若冲の絵(あちらは鶏ですが)などとは、全然雰囲気が違いますよね~。あちらはあちらで美しく、こちらはこちらで素晴らしい。
・・・躍動感、かな?動きが見えますもんね、こちらは。
あと、金獅のたてがみなどもそうでしたが、ふわふわというか、霞んでいます、一部。いい感じ。


「竹内栖鳳展」05


そしてこちら(▲)は「ベニスの月」。
といっても、私が見たのは、竹内栖鳳の原画をもとに作成された染色作品で、所蔵は大英博物館です。
栖鳳の原画の方は、こちらも、会期最後の一週間のみの展示です。
栖鳳は、ターナーの影響を指摘されることがあるそうですが、この風景画など見ると、なるほど~と思えます。魅力的なぼんやり具合。

ほかにも、少し小さな作品にもとても素敵なものがたくさんありました。
毛並みのふわふわしたキツネが愛らしい「おぼろ月」、マンガっぽくて愉快な「酔興」、静かで、寂しくもなぜか明るい「しぐるる池」、空気の透明感や冷たさが感じられる「驟雨一過」、などなど。
展示作品数も多く、とても充実した、見事な展覧会でした。
――ラスト1週間に何とかまた行きたい (≧∇≦)ノ彡!

►東京国立近代美術館「竹内栖鳳展 近代日本画の巨人」HPはコチラ


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tag: Art 
  1. 2013/09/09(月) 22:00:00|
  2. 遊ぶ
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コメント

私もこの前の三連休に行って来ました~!
開館時間に行ったのですが、休日だということもあって、ものすごく混んでいました。。
獅子や虎の毛並みのほわほわ感、すばらしかったです!獅子は何作もありましたが、lazyMikiさんが画像を貼ってらっしゃる金獅が何とも言えず引き込まれました。素敵でした~。
そのほか、鳥の絵も多かったですよね。小さな小さな線描のようなシルエットなのに、鳥とわかるあたりがさすがだわ~、とほれぼれ。見応えある展覧会ですよね。東京のみ、京都のみ、期間限定あり、などと分かれていたので、何度も足を運びたくなるの、わかります!
  1. 2013/09/26(木) 17:56:11 |
  2. URL |
  3. lundi #dkQVFjxY
  4. [ 編集 ]

早く行かねば!!
↑↑のようなことならば、後期も行かなくちゃね。

最後の週だけベニスの月の原画が展示されるなんて、確かに数回行く必要があるのね。。。
  1. 2013/09/27(金) 13:05:33 |
  2. URL |
  3. しの #SS8nu.IM
  4. [ 編集 ]

lundiさん、

む~、混んでしまっていましたか。
マスコミでも取り上げられるようになってましたものね~。
最後の週はきっとすごく混むんでしょうね。
できたら、私ももう一度行きたいと思ってはいるのですが。

獅子の絵、今回展示されていたもののほかにもあるみたいですよね。
栖鳳作品は京都市美術館がたくさん収蔵しているようですけど、全部展示してくれないものかしら。
「もと竹内栖鳳の家だった」レストランで食事したことなんかはあったのに、この人の作品をじっくりまとめて見たのは今回が初めてでした^^;。
竹橋の近代美術館って、さすが国立というか、いい展覧会が多いですよねー^^。
  1. 2013/09/27(金) 22:52:49 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

「ベニスの月」のほかにも、最後の一週間だけ展示という絵がいくつかあるんだよー。
でも、ただでさえ展覧会って、終わりが近づくと混むからね・・・。
ふと気づくと終わっていたということがよくあるから、とりあえず行けるときにいっぺん行っときました。
でもブチねこも見たいし、ホントもいっかい行きたいんだよね。
行けるかなぁ・・・。
  1. 2013/09/27(金) 23:00:45 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

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