本と旅とそれから 「テルマエ・ロマエⅡ」

本と旅とそれから

「テルマエ・ロマエⅡ」

「テルマエ・ロマエⅡ」01


このポスターは・・・「ターミネーター」のパロディかしら・・・。「また、来ちゃった。」ってのも、"I'll be
back."のパロっぽいしね。
というわけで、続きまして「テルマエ・ロマエⅡ」。これまた娯楽オンリーって映画です。
前作同様、古代ローマ、ハドリアヌス帝の時代のテルマエ(=浴場)技術者ルシウスが、自分の時代で何か行き詰るというと、なぜだか現代日本にタイムトリップして来てしまう、というおハナシ。
ルシウスは日本人を「平たい顔族」と認識し、ローマに隷属するどこぞの国だと思っております。だから、思いっきり上から目線で「平たい顔族」を見下ろしているのですが、だがこの「平たい顔族」の持つテルマエ文化のレベルは高く、技術者としてのルシウスは、不本意ながらそれを認めぬわけにはいかないのでした。

前作では、お風呂屋さんの壁に描かれた富士山の絵やら、売られている冷えたフルーツ牛乳やらに驚嘆し、人が近づくとセンサーでフタの開く便器やらウォシュレットやらにカルチャー・ショックを受けるといったルシウスの姿がとにかく笑えました。
今回は、最初にルシウスがやって来るのが相撲部屋のお風呂。


「テルマエ・ロマエⅡ」02


このテルマエ・ロマエという映画、ルシウスと「平たい顔族」のドタバタが面白くって、それだけで十分笑って楽しめるのではありますが、まあ一応、大きなストーリーというのもありまして。
ハドリアヌス帝の意に反し、元老院がローマ市民の間に好戦的な雰囲気を盛り上げようと謀り、そのためにグラディエーターたちに日々血なまぐさい殺し合いをさせている、というのです。その様子に心を痛めていたルシウスは、日本の相撲が、勝負しつつも平和的ということに、大変感銘を受けるのでした。

ローマの最強グラディエーターの役で、元横綱の曙さんが出てたんだけど、なぜだかあまり大きく見えず、最初は曙関とは気づきませんでした。

今回は、相撲のほかにも、子供に楽しめるテルマエを作る、ってことでどこぞの温泉遊園地みたいなところにもやって来ます。すべり台をびゅわゎ~っと滑り降り、下のプールにばっしゃーんと飛び込んだルシウス、最初は「これは何かの刑罰かっ?!」と戦いていたのが、やってみたら面白くってあらびっくり。


「テルマエ・ロマエⅡ」03


ルシウスの反応がいつでも全力って感じで、それが可笑しくてたまらないんですよねえ。

ただ、続編が前作を超えることが難しいのは世の常でございます。
前作はそのすべてが爆笑をさそう面白さでしたが、今回はどうしても二番煎じの感は否めません。それでも面白いには違いないんですが。
前作でウォシュレットに驚愕したルシウス、今回は間違えてビデのボタンを押してしまいます。ハイテク機器のすべては陰で奴隷たちが仕事をしているものと思い込んでいる彼が、「そこじゃないって!」と、見えないところにいる奴隷たちに向かって怒鳴るシーンとか、やっぱり「ぶははっ!」でした。

なので、ちょっと壮大な、ストーリー性のあるコントを見ているような、軽い笑いを楽しみたいと思って見れば、十分満足できると思います。
そこでふと、制作サイドの意図とか考えると、「二匹目のどじょうを狙ってるナ」とちょっと鼻で笑いたくなったり、「今回は大がかりに外国ロケ(ローマじゃないようなんですよね。ブルガリアって出てたかな)までしたんだから、よっぽど興行成績上げないとダメなんだろうな」と、余計なことに気が回ったりしちゃうのですが。

しっかし阿部寛さんって、筋肉質の見事な体格なんですねー。「坂の上の雲」に登場されたときは、乗馬が見事でそれにも驚いたんですが・・・。きっと日々鍛錬されてるんでしょうね。

楽しめたけど、Ⅲはもういいかなってところでしょうか。

►「テルマエ・ロマエⅡ」公式サイトはコチラ
関連記事
tag: 
  1. 2014/05/18(日) 22:00:01|
  2. MOVIES
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

トラックバック

トラックバック URL
http://lazymiki.blog110.fc2.com/tb.php/1724-08ad33ac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「テルマエ・ロマエⅡ」 文化ギャップ

前作は小規模での公開でしたが、関係者も驚く大ヒットとなり、たちまち続編が作られる
  1. 2014/08/10(日) 10:12:33 |
  2. はらやんの映画徒然草

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する