本と旅とそれから 青葉の通天橋≪退耕庵、東福寺≫

本と旅とそれから

青葉の通天橋≪退耕庵、東福寺≫

東福寺

乙訓寺から、タクシーと京阪を乗り継いで、急いで東福寺へ。
最初にお邪魔したのは、その塔頭のひとつ、退耕庵。こちらは通常非公開ですが、電話で予約したうえで拝観させて頂けます。といっても、ひとりだけで申し込むのはちょっと気がひけたのですが――でも、気さくにOKして下さいました。
この季節、退耕庵の南庭・真隠庭は霧島つつじが見事です。つつじの樹齢は300年になるということなのですが、苔の絨毯の上に、その紅がかなりのインパクト。1本(株、かな?)ではなく、何本かがかたまって植えられているのですが、これもまた、その前日の雨でちょいとピーク過ぎ。まあでも、いっか。

退耕庵は写真はNG。まあ、それはそれで拝観に集中できてよいとも言えます。
もみじの多いお庭なので、秋はまた美しいことでしょう。



その後、東福寺へ。

光明院や天得院などの塔頭へは秋にも訪れていますが、大本山である東福寺はといえば秋は――えーっと、あれは何年前になるかなぁ。しのちゃんと一緒に行ったはず。大混雑の通天橋で、私がもみじの写真を撮ろうと(その頃はコンデジだったけど)モタついている後方で、彼女は警備の人に小突かれていたんだったような。
東福寺のもみじは素晴らしい。しかしその人混みは凄まじい。

・・・が、この青葉の季節、通天橋は静かでした。
木造の橋を渡る自分の足音が聞こえます。そして、好きなだけ、緑のもみじに埋もれた洗玉澗を眺めていることができます。秋の大混雑を知っているだけに、しんと静かな通天橋の様子が心に響くのですが、橋を離れて洗玉澗の流れ近くに下りて行くと、そこでも圧倒的な青もみじの空間が待っています。
本当に、緑の中に潜っていくような感覚なのでした。

今回の新緑の京都旅で、初日は雨の中、小さめのお庭や美術館めぐりをし、二日目の朝は霧島つつじや牡丹の「花」を楽しんで、いわば本格的な青もみじはこの東福寺が最初でした。
そのこともあり、静けさと翠の美しさに、ものすごく感動。秋のもみじが素晴らしいところは、春の新緑も素晴らしい。わかってはいましたが、まさにそのことを見せつけられました。

退耕庵のご住職が、「秋はねぇ、すごい人混みで、もう外に出るのがイヤになるくらいですよ。新緑の、今の季節が一番美しいと、私は思います」と語られていたのも頷けます。

人がとても少なくて静かで幸せだった一方で、「秋にばかりつめかけて、この美しい緑の世界を見に来ないなんて、間違っている!」などとも思わずにいられなかった東福寺でのひと時。
緑、また翠の写真を、どうぞ「そらはな」でご覧下さい。

「そらはな」へ。
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  1. 2014/06/11(水) 22:00:00|
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