本と旅とそれから マスカレード・イブ/東野圭吾

本と旅とそれから

マスカレード・イブ/東野圭吾

先日読んだ「マスカレード・ホテル(感想文►コチラ)の続編――かと思ったら、タイトルが「イブ」なだけに、続編ではなく前篇でした。
つまり、「マスカレード・ホテル」に登場した二人の主人公――ホテル・ウーマンの山岸尚美と、刑事の新田浩介が、お互いに出会う前、個別に遭遇した事件を描いた短編集。
「マスカレード・イブ」

マスカレード・イブ/東野圭吾(集英社文庫)

ホテルを訪れる客は、誰もみな仮面をかぶっている。そしてホテル・(ウー)マンはそれをはがそうとしてはならない。・・・大方の宿泊客は別に仮面などかぶっていないと思いますが、まあ、かぶっている人もちょくちょくいるのかも。
――小説とは関係ありませんけど、宿泊施設を偽名で利用するのって、(もちろん微罪でしょうけど)犯罪なのかしら。前にどこかのTVドラマで、それは違法だと言っていたような気がするのですが。


どの短編も、仮面(一部覆面も)をテーマにした物語。
ホント、プロの物書きさんって巧みですねー。どの物語も、しっかり「仮面」という要素が組み込まれていながら、無理やりという感じはまったくなくて。

それにしても、ホテルなんていうと、きっと、困ったお客さんが次々来るんだろうなぁ。
知り合いにホテルマンがいて、そうしたときの対応手順みたいなものが準備されているという話だったけれど。
ホテルに限らず、接客業って大変そう・・・。

一方で、警察も、そりゃー大変でしょうね。
これまた、以前ちょっと警察関係者に話を聞いたとき、たとえば交通違反の人をつかまえたとき、その人がふつうに「どうもすいません」みたいな態度を見せると、心の中で「ふつうでいてくれてありがとう」という気持ちがわく、って言っていたものねぇ。警察は確かに大きな権力を持っているけれど、昨今は一般人も自己主張が強くなっているから、おまわりさんもいろいろ苦労の多いことでしょう。

とか何とか、ぼや~っと考えながら、さららら~っと読めてしまう1冊でした。


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  1. 2014/09/16(火) 22:00:01|
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