本と旅とそれから 「舞妓はレディ」

本と旅とそれから

「舞妓はレディ」

「舞妓はレディ」01


京都つながりで、ついつい見てしまいました。
しっ、しかしっ、ワタクシ知らずに見に行ったのですが、この映画は――
ミュージカルだった・・・! 
監督・脚本は「Shall we ダンス?」の、周防正行氏――というのは知っていました。
今年の祇園祭(前の祭)の中継をKBS京都(BS・TBS)で見たとき、ゲストに招かれていたのが周防監督と、この映画の主演・上白石萌音さんでした。その後、宣伝チラシを見て「さすがに有名監督の作品だけあって、豪華キャストだわ~」とか思っていたのですが、でも、ミュージカルとは!

私はミュージカルも好きといえば好きですが、それにしても、ふつうの映画だと思って見ていて、いきなり主人公が歌い出すとさすがにちょっとびっくりします^^;。


舞妓はレディ02


ストーリーは単純。地方から出て来て訛りの強い言葉を喋る少女が、置屋のお母さん(富司純子さん)や姐さん芸妓たち(草刈民代さん、田畑智子さん)、言語学者の大学教授(長谷川博巳さん)等々の人々に支えられて成長し、最後は見事、舞妓デビュー(店出し)を果たす、というお話です。

で、映画のタイトルからも推察されるように、軽く「マイ・フェア・レディ」のパロディになっている部分が随所にあります。主人公の少女の話す訛りまくりの言葉を、言語学の教授が矯正していくという設定もそう。大学の研究室で教授と主人公が歌う「京都盆地に雨が降る」 なんかは、「マイ・フェア・レディ」でヒギンズ教授とイライザが歌う「スペインの雨」のパロディですね。

といっても、私は「マイ・フェア・レディ」をはるか昔に一度見たことがあるだけで(劇場ででしたが)、細部はほとんど覚えていないんだけれど・・・。


舞妓はレディ03


マイク代わりに持ってるのが「ちご餅」なのが笑えます(≧∇≦)。
長谷川博巳さんが電気ウナギイヌとデュエットするエネファームのCMがお気に入りです――関係ありませんが。
上白石萌音さんって現在16歳だそうですが、歌唱力あるなぁ。

男衆役で竹中直人さんが登場しますが、彼が熱唱する「男衆の歌」 がキモチ悪かったです^^;。
姐さん芸妓の草刈&田畑のお二人は素敵でした。
草刈さんはキモノ姿も粋でカッコいいなぁ。一方、彼女と二人で歌い踊る高嶋政宏さんは、こちらもかなりエキセントリックな演技で、ちょっとキモチ悪かった・・・。
富司純子さんは、きりっとしつつも優しい置屋のお母さんで素敵でしたが、祇園の女将の人間像としては、純粋すぎるようにも思えました。


舞妓はレディ04


祇園祭り中継の時の話を聞いていると、この周防監督という人もよっぽど京都ファンだなという感じ。アナウンサーが、祇園祭りの頃は京都は別世界のようでしょう(言葉はウロ覚えだけれど)と話しかけたのに応えて、自分にとっては京都はふだんでも別世界だと話されていたもの。
そんな周防監督の、京都への憧憬をひとつの形に表わしたのがこの映画なのでしょう。


舞妓はレディ05


フィナーレのシーンでは、上白石さんはこの振袖にだらり帯姿でパパイヤ鈴木さん振付のダンスを踊ってみせます(あ、裾だけは短く着てたかな?)。これが大変可愛らしい。およそキモノ姿で踊るものとは思えないアップテンポのダンスで、そのミスマッチが新鮮な感じです。

京都にちょくちょく旅行しても、花街だけはなかなか足を踏み入れることはない――し、踏み入れたいとも実は思わないのですが、映画や小説に描かれたものを見るのは楽しいものです。

►「舞妓はレディ」公式HPはコチラ

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  1. 2014/09/25(木) 22:00:01|
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コメント

もしや、京都行ってからみたの~?

ミュージカルは昔から好きだし、周防さんだし面白いかなとチラッと思っていたが、Mr.ウナギイヌ、いや、「ハセガワさ~ん」(←ウナギイヌ風に)も出てるのね。豪華キャスト。
草刈さんはコトバ大丈夫だった...?龍馬伝のときはちょっとあんまりで違和感があったけど、田畑さんにも指導してもらったかな。
田畑さんは色んな役をされてて好きだ~。ほんまもんの地元の人だし、ぴったりハマリ役なんだろうね♪
  1. 2014/09/29(月) 22:59:47 |
  2. URL |
  3. しの #2nAugjbc
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

京都行く前に見たのよ~。

ミュージカル、最近はあんまり見ていないんだけど、私も昔から嫌いではないな。でも、知らないで見て、いきなり歌い出されると、ちょっくら驚くわ。
エネファームCMは、ハセガワさんも素敵だし、ウナギイヌも可愛くて好きだな^^。新作は出来ないのかしら。

草刈さん、そう言われれば「龍馬伝」ではちょっとぎこちなかったかもねえ。とはいえ、「京都弁(関西弁でもよいのだけれど)ネイティブ」でない私は、しのちゃんほどの違和感を覚えなかったような気が。
田畑さんって京都の人なのか。「相棒」で、正義感あふれる法務官僚を演じていた時は大変素敵だったな~。
今回は、コメディエンヌに徹して、三十歳目前にしていまだに「舞妓」の苦悩を明るく演じていたよ。
  1. 2014/10/03(金) 21:28:15 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

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