本と旅とそれから ザ・万遊記/万城目学

本と旅とそれから

ザ・万遊記/万城目学

電車の中で読む時はちょっと注意してね、という種類の本。
爆笑、ではないけれど、「ぷふふふっ!」となること数え切れず。
「ザ・万歩計」に続く万城目さんのエッセイ集は、再び軽快でした♪
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ザ・万遊記/万城目学(集英社)

1冊目のエッセイ「ザ・万歩計」と比べると、テーマがかなり絞り込まれています――スポーツ観戦記と、「渡辺篤史の建もの探訪」に。
巻末の初出一覧を見ると、掲載されたメディアはかなり散らばっているのですけれどね(うちも朝日新聞を取っているけど、万城目エッセイが掲載されたのは「関西版」だけなのかっ。羨ましい~)。

それにしても、万城目さんも、こだわり始めたらとことんって感じ^^

さて、ここでもう一度復習です。
「建もの探訪」の人は、渡辺篤史さんです。
「わたなべあつし」さんですよ。わたなべあつしわたなべあつしわたなべあつし・・・。

そして、渡部篤郎さんは、「外事警察」に出てた人です。
「わたべあつろう」さんはね。二枚目のね。わたべあつろうわたべあつろうわたべあつろう・・・

・・・って、こういった、両方覚えようとするやり方はダメらしいですね。どちらかだけをしっかり覚えるようにするのが、「こんぐらがっちゃう」のを防ぐにはよいとか。
ほな、渡辺篤史さんの方だけにするか。あんなに万城目さんが惚れ込んでおられるんだし。
それにしても、このお二人を混同する人ってあんまりいないのかしら・・・?

それはさておき。

あれもこれも面白いんですけどね。
万城目さん(万太郎クン)の北京オリンピック観戦記とかサ。
日本VS台湾の野球の試合を見に行くんですけどね。
日本の応援団は小数。やはり中国人の多くは台湾応援。とはいうものの、どうやらその大半が、野球のルールも知らぬ、無邪気と言えば言える応援団。
そして多数の彼らが、いつしか小数の日本の応援団に圧倒されていく・・・。

なぜって、小数の日本人応援団は、「おっさん」まる出しの(なぜか)関西弁の応援なのダ!
万城目さんは、これぞ日本野球の真髄、とお書きあそばしてます。

河内弁は、日本最強のケンカ言葉、と書いておられたのは誰だったかしら?

確かに、スゴみを利かせる時には関西弁が強力でしょうねぇー。
なんか、腹に力を込めやすそうな気がする・・・。

そして、今は東京で執筆活動をされている万城目さんも、ハートは変わらず熱い大阪人のようなのでした。
ちなみに、今回もちらっと顔を覗かせる森見登美彦さん(この方も関西)は、やっぱりエラく変人のように描かれているのでした――ホントに変人なのかな?

「ザ・万歩計」の方がバラエティに富んでいた分、いろいろと興味深かったかも知れません。万城目さんも人気作家になって、ふらふらと遊ぶ時間がなくなっちゃったのかな。
でも、とっても面白かったです。


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  1. 2010/07/09(金) 00:00:00|
  2. 2010
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