本と旅とそれから 瑠璃の庭・緋色≪瑠璃光院≫

本と旅とそれから

瑠璃の庭・緋色≪瑠璃光院≫

瑠璃光院

八瀬の瑠璃光院は、昨年は一般公開されていませんでした。3、4年前の秋には、お寺の方が、あまりの人の多さに二階の床が抜けるかと思ったと話されていましたから、たてものの保護などのためには仕方なかったのかも知れません。
でも、あの美しい瑠璃の庭をいつかまた見せて頂きたいものだ、と願った人は私も含め多かったらしく、嬉しいことに今秋はまた拝観が可能になりました。
瑠璃光院にお邪魔したのは、今回で4回目になるのですが、初めての時は2009年11月中旬、少しずつもみじが色づき始めた頃でした(►記事はコチラ)。まだまだ緑も多かったものの、それでも二階から額縁で眺める瑠璃の庭は非常に綺麗で、人が少なかったこともあってとても感動しました。
その時はこんな感じ(▼機材その他が違うので、ちょっと地味に写ってる気もしますが・・・ま、大体)。



(2009年11月12日)


これで十分満足していたのですが、今回拝観が再開されると聞いて、やっぱり行きたくなりました。
拝観料2000円。破格といえましょう・・・^^;。
何とか拝観者の数を抑えようというお寺の意図を感じます。どんなふうに公開していけばよいのか、まだ手探りの状態なのだとお寺の方も話されていました。

旅の初日は雨。屋内からお庭を楽しめるところに行くに限ります。
振り返ってみれば、もし旅の間に雨の日がなかったら、あの瑠璃光院の秋の色彩を目にするチャンスを逃していたかも知れず――あの感動も、偶然得られたものとも言えるのでした。

私が瑠璃の庭に面した書院の二階に上がったとき、偶然にもカメラマンの自主規制線が形成されておりました。カメラを持った人々が部屋の入口に固まっていて、額縁構図の写真を撮っておられたのですね。この状況って粟生光明寺でも以前遭遇しましたけど・・・写真に興味のない方にはご迷惑でしょうね~・・・別に誰も「前に出るな」と言うわけじゃないんですが(光明寺では言いそうだったな^^;)、無言の緊張感みたいなのが漂ってまして。
私などは、これ幸いとシャッター切りまくりでしたけど。

そんな中、突然、たどたどしい日本語の男の人の声。
「みなさん、ここにいる彼は、昨日彼女に結婚を申し込み、成功しました!是非その記念の写真を撮りたいのです。どうか撮らせてあげて下さい!」

カメラを持つ人も持たない人も、「はい?」って感じの驚き。
どうやら、中国からの観光客のカップル(と、ガイドさん)のようなのでした。
正面から堂々とお願いされてしまうと、ダメとも言えず、ささっと前に出て来たカップルの、男性が女性の前に跪いてプロポーズする様子を、日本人一同、最初は唖然と眺めていたのですが――。

撮っちゃうか。
この条件で撮れば、どーせシルエットだ。肖像権とか問題になるまい。
まるでモデル撮影会のごとく、デジイチもスマホも、シャッター音の嵐(≧∇≦)ノ彡。
「そらはな」にその時の写真もUPしちゃいましたので、よかったらご覧下さいませ。あのカップルの度胸というか何というか・・・すごかったな~、ジェネレーション・ギャップとカルチャー・ギャップを両方感じた数分でした。
最初のうちこそ、軽く迷惑顔だった日本人観光客たちも、二人が撮影を終了した時には満場の拍手で祝福となったのでした。まったく不思議な状況でした。

そのすぐ後には、お寺の方が二階に上がって来られ、拝観者を窓辺まで誘導されたため、自主規制線は消滅。お庭をバックに記念撮影される方がどんどん続いたので、人の入らない額縁写真を撮ることは難しくなりました。その点、写真を撮るうえでは私はとてもラッキーでした。

その後、階下へ。
同じお庭でも色彩は落ち着いた感じに眺められるのですが、こちらはこちらで、ゆるりと下がるもみじの枝の先端が創り出す風景が、二階とはまた違った美しさです。
二階と比べると人が立ち止まる時間が短いようで、こちらの方が静かです。

それにしても、2000円が効いたのか、雨の平日午前中だったからか、拝観再開がまだあまり知られていなかったからか、思ったほど混んでいなくて本当に幸いでした。押すな押すなの混雑だったら、いくらあの美しい風景でも、やはりちょっとうんざりしてしまったかなと思うので。
今後、瑠璃光院の拝観方法がどう落ち着くのかわかりませんが、今年、見事な紅葉ピークの景色を見ることができて、本当に幸せでした。お寺と、幸運に深く感謝。

というわけで、「プロポーズ記念写真(≧∇≦)」と、瑠璃の庭の鮮やかな錦繍を、どうぞ「そらはな」でご覧下さい。

「そらはな」へ。
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