本と旅とそれから 再訪≪しょうざん、紅葉谷庭園≫

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再訪≪しょうざん、紅葉谷庭園≫

しょうざん

この前、ここ「しょうざん」の日本庭園を訪れたのはふた月前のことでした(記事は►コチラ)。
秋の入口とはいっても、まだまだもみじの青さが清々しい日本庭園を歩いたのでした。
そして今回。
吟松寺を出て、ゆるい坂道をさらに下って行くと、右手には紙屋川の流れ、そして左手には風情ある壁と、その上にはっとするようなもみじという、ドキドキするような光景が現れてきます。
しょうざんは広い施設で、今回アプローチした紙屋川サイドは、前回訪れた鷹峯街道(こないだ、NHKの「ブラタモリ」でタモリさんたちが歩いてましたね~)から見ると、裏に当たる側になります。

こちら側からは入れないのかなと思っていましたが、上手い具合にちょうど日本庭園の入り口付近にこの裏側からの入り口があるのでした。開園時間にはちょっと早かったため、燃えるような入り口付近のもみじに感嘆したり写真を撮ったり。やがて、9時少し前に、係の方が門を開けて下さいました。

ふた月前のことを思い出します――緑と紅はまさに反対色。わずかふた月で、広い空間の色彩がこうまで劇的にチェンジしてしまうとは。
紅葉のタイミング的には、鷹峯ということでここも少しピークを過ぎてはいたのです。でも・・・朝一番ということもあって人は少なく、静かで、素晴らしい庭園でした。たまたま行き合った方とちょっとお話した際には、瑠璃光院をお薦めするのに力を込めすぎたかも・・・ヘンなおばさん的行動だったか、と、あとでひとり苦笑い。

おそらく、もっと時間が進めば訪れる人の数も増えたのでしょうが、平日の、開園すぐの時間なら、ここも見事な紅葉を静かに楽しめる素晴らしい場所。鷹峯はこれまでにも何度か訪れていますが、光悦寺と源光庵、そしてせいぜい常照寺ぐらいしか訪れたことがなかったのでいまひとつインパクトを覚えたことがなかったのですが・・・。
少し歩く範囲を広げてみると、違う世界を見ることができるものですねえ。

しょうざんでは、日本庭園の外にも、もみじが多く植えられていて、場所によっては洋風な景色もあって、とても楽しめました。よかったら、「そらはな」でその景色をどうぞ(►コチラ)。




しょうざんでもみじ鑑賞ともみじ撮影の両方を満喫したのち、鷹峯を後にする前にもう一か所。
ご近所ではありますが、釈迦谷と呼ばれるエリアにある、紅葉谷庭園というところに行ってみました。

ここは、この秋に初公開された庭園とのこと。京都駅の観光案内所をうろうろしていて、たまたま案内チラシが目に入ったのです。夜のライトアップの写真が大きく載っているんだけれど――青い。もみじが。
なるほど、今年が一年目とあって、秋のライトアップの写真がないんですナ^^;。
古田織部美術館というのも新しく開館したらしく、庭園はそれに隣接しているようでした。
何年か前、今では大人気紅葉スポットとなった北野天満宮もみじ苑の開苑一年目に行って、素晴らしいもみじを独り占めできた経験があるため、二匹目のどじょうを狙って行ってみました。

てくてく歩いて訪れると――どうやらここが入口ですか?ん?今年はもう開園してるんですよね?まだ工事中みたいな雰囲気だけど・・・というような入口がありました。
何人もの作業員さんがあれこれ作業しておられ、皆さん愛想よくしては下さいますが、なんかまだ準備中感いっぱいでした^^;。

観光客はときどきちらほら来るんだけど・・・。
庭園というか、大きな池がメインで、その周囲にある細い道を歩きます。でも、一周はできないんですよね。奥まで行くと、同じ道を戻って来なくてはなりません(そのうち開通するのかしら・・・)。
おそらくは一番の目玉と思われる、名物「臥龍紅葉」(パンフに青い写真が載っていた・・・)が赤と黄色に色づいていましたが――うーん、ライトアップに力を入れている庭園ってよくそうなんだけれど、ライトアップの設備が昼間はとても興醒めなんですよねぇ。照明設備やら電源コードやらが。
昼間に写真を撮ろうとすると、どうにも鬱陶しいのでした。


紅葉谷庭園
紅葉谷庭園にて


それに、この庭園は「開園1年目」というより「開園マイナス1年目」みたいな感じで、今後に期待と言いたいところ。いろいろなものがまだ準備がちゃんと整っていないようでした。作業道具やシートがあちこちに置いてあるし。もみじの木も、小さくて枝振りも揃わず、「おととい植えました」的なのが多くて^^;。
あの木々が大きくなり、数も増え、プレハブ茶室(!)がもうちょっと立派なのと取り替えられる頃には、おそらく昔からの「紅葉の名所」という評判にふさわしいお庭になるかも知れません。そうなってからまた訪れて、「ここの開園1年目はどーにもお粗末だったのよ」と知ったかぶることにしましょう。

というわけで鷹峯での楽しい午前中が終わり、この秋の旅行で一番「げげげ」な半日を過ごすこととなる東山エリアへと、そうとは知るよしもなく向かった私です(T_T)。

翠から紅へと色を変えた「しょうざん」のお庭を「そらはな」でどうぞ。

「そらはな」へ。
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  1. 2015/01/16(金) 22:00:00|
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コメント

2ヶ月で季節はこんなにも移ろうんだねえ!まさに劇的。
緑の庭も美しいけど、秋もあでやか。

しょうざんは実家の母が10年以上前から桜を愛でに行ってて、LM君に紹介したつもりになっていたよ。昔は桜の頃も空いてたらしいけど...

引き続きパニック中なので、前回と今回のそらはなを見て、ちょっと慰められたのでした。ありがと。
  1. 2015/01/23(金) 22:50:09 |
  2. URL |
  3. しの #2nAugjbc
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

コメントをもらってから2日過ぎたけど、パニックの方はどうなったかな。終息したかな。どうかな。気になる・・・。

緑と赤はホント、ま反対な色だものね。
真っ赤な世界というのはそもそも一年の中でほんの2週間程度だから、東京の雪景色みたいに、かなり非現実感あるよねぇ。
まあその点、桜が満開の風景はさらに短いけれど。
  1. 2015/01/25(日) 22:17:03 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

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