本と旅とそれから 「ホビット 決戦のゆくえ」

本と旅とそれから

「ホビット 決戦のゆくえ」

「ホビット」01

ななななんとか、上映終了になる前に映画館に行くことができました。「ホビット」三部作の最後、「決戦のゆくえ」。面白かった~。大きなスクリーンで見るにふさわしい、迫力ある映像でした!

オーランド・ブルームさん演じる麗しのレゴラスに会いたいというだけの理由で二作目を見たワタクシ(感想文は►コチラ)、レゴラスが引き続き登場するので本作も見ました。あ、もちろん、二作目を見て、物語そのものに引き込まれてもいたんですけどね。
原作のストーリーは、その後再読していないので相変わらず97%ぐらい忘却したままです。
映画の原題(副題)"The Battle of the Five Armies"がどーんとスクリーンに出たときに、「そーいえば『五軍の戦い』とかゆーのがあったっけ」とは思ったものの、それがミドルアースの歴史上どのような意味を持つ事件だったか、まったく思い出せず。
まあ、それでも問題なく映画は楽しめましたが。


「ホビット」03


前作のラストで、怒り狂った竜・スマウグが湖の町の方へ飛んで行ったので、そのスマウグとの戦いが今作の目玉か?と思ったら、全然違いました。竜が退治されたところでようやく映画のタイトルがスクリーンに表示されたんだもの。
竜がいなくなり、その竜が長年守って来た莫大な財宝を巡って、人間、エルフ、ドワーフ、オークが争う「五軍の戦い」が三作目の物語の中心なのでした。


「ホビット」05


この映画で私が魅力を感じた要素はいろいろありましたが、そのひとつがモブ・シーンの迫力。
つまり、大軍のぶつかる戦争シーンです。

LOTRにもそうしたシーンはいくつかあって、迫力もありましたが、なんか、今回の「五軍の戦い」のシーンはそれがさらに洗練されていたように思いました。エルフ軍(▲)の恐ろしいほど統制のとれた様子は、見ているだけでうっとりしちゃいます。

ほかのどの種族よりも、あらゆることに優れたエルフ。その軍隊の動きもそりゃーすごいったら。
でも意外なことに、そのエルフと戦うべくやって来たドワーフ軍の様子も、劣らぬほど見事だったのです。金色ずくめのエルフに比べると鎧は鈍い鉄色だし、体型はずんぐりむっくりだし、乗り物は巨大イノシシだったりしますが、司令官の号令一下、数で上回るオークの軍勢に敢然と立ち向かうべく盾をだーーっと並べて陣形を整える様子はすごい迫力。
そして、その立ち並ぶ盾の上を飛び越えて突撃して行くエルフ軍。うぅ、カッコええ。


「ホビット」02


竜の、財宝の魔力にとらわれて自分を見失い、目前で戦う同胞を見殺しにしかけるトーリン・オーケンシールド。その彼が目を覚まし、城塞から飛び出して突撃するシーンもすごい。
彼が、宝や権力への執着心と戦う様子や、ドワーフのキーリへの愛に悩むエルフのタウリエルの姿が、モブ・シーンとは対照的な、ひとりひとりの人間(じゃないけど^^;)の姿を描いてこれも感動的でした。

で、オーランド=レゴラスは相変わらずカッコよかったです。
でもLOTRで最初に登場したときは、ごくごく若い青年の、ちょっと少女のなよやかさのような雰囲気すらまとっていた彼が、もう今やバリバリに大人の男。何というか、線が太いのねえ。
その一方で、かつてのレゴラスのような、妖精の血を感じさせたのが、この方(▼)。


「ホビット」04


エルフの王・スランドゥイル。レゴラスの父上さまです。
前作にも出てました。その時も印象的ではありましたが、出番が今作の方が断然長かったので。
前回は、彼の王冠がステキだなー、とか思ったんだったわ。さすが森のエルフの王冠、やたら重そうな人間の王冠と違って、軽やかな、木の枝を編んだような王冠だったんです。

今回彼は、エルフ軍を率いて出陣してきます。巨大なヘラジカみたいなのにまたがって。
で、かつては優れたエルフ戦士だったという情報(原作を覚えていたのではなく、パンフに書いてあった)に違わず、オーク相手に剣を振るったりもします。が、原作者のトールキンが「闇の森(スランドゥイルが統べる森)のエルフはほかのエルフに比べて思慮が浅い」とか書き残したということですが、スランドゥイル王はいかにもそれっぽく、二作目から問題アリな言動を繰り返しています。
おかげで、息子レゴラスにも背かれてしまって。最後はちょっと寂しく、可愛そう。

作中では、厳しい顔ばかり見せるスランドゥイルですが、パンフの撮影風景写真にはにこやかに笑う顔などがあって、これがまたステキよ~♪ただ、プラチナブロンドの髪に比べて、眉毛が黒くて目立ちすぎるのがいまひとつだと思ったのでした。

そして物語はLOTRにつながる。
でも、もうその物語は語られてしまってます。何となく残念。昨年の大晦日に、NHK・BSでやっていたLOTRを、途切れた部分もありましたが、結構見てしまった^^;。
面白かったわ~(DVDで全部持っているけど、TVで見たワタシです)。
「ホビット」の第1作も、TV放映されたのを録画してあるんだった。いつ見よう。

►映画「ホビット 決戦のゆくえ」公式HPはコチラ
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  1. 2015/01/18(日) 22:00:00|
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コメント

全くLOTRすら1作も観ていないにもかかわらず、ものすごく楽しく読んでしまったよ、この記事(^^)。
やってたよね、年末に一挙TV放送。録画残量が少なくて録画して出かけなかったけど、観たいな~とは思っていたのだった。珍しくぼんくらは録画したらすぐ全部観たんだけど。

王冠が軽やかだというところと、眉と髪の色のミスマッチにも、ふむふむと納得しながら読みました。LM君の文章は緩急が効いてて心地よいんだよねえ。

原作は97%忘却したまま映画鑑賞したのだね。それって非常によくわかりますぞ。
  1. 2015/01/23(金) 22:59:34 |
  2. URL |
  3. しの #2nAugjbc
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

LOTRを観てないのにこの記事を読んでくれたとは。
いやぁ~、なんか、すまぬのぅ。
エルフは美しいので、見ているだけで心地よい♪
「ホビット」でもそうだし、LOTRのハルディア(というエルフが出てくるのだ)も。ハルディアは戦死してしまうけど(T_T)。

きら星のごとく駄文が散らばるこげなブログをいつも読んでくれて、ホントありがとよぅ。今年もよろしくねぇ。
  1. 2015/01/25(日) 22:26:29 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

ふふふ、書評って面白いじゃない?なので、LM君の映画の感想もとっても面白いのであるよ。

映画といえば、映画そのものは観てないけど、こないだから原作を読み始めたのが「完全なる首長竜の日」。映画については、主演俳優が宣伝してたのをうっすら覚えてる程度で、ちょっと変わった恋愛映画のように思ってたけど、読み始めた原作、今のところの印象ではなかなか面白そう。

大パニックは単にダブルブッキングをやらかしたというお粗末な話でした。心配かけてごめん!
問題自体はまだ完全には解決してないけど、思い出しても解決しないのであーる。(エージェントに、事実上「こんな時にやらかしおって、自力で交代要員を探せ」と激怒されてる。)
  1. 2015/02/01(日) 00:19:50 |
  2. URL |
  3. しの #2nAugjbc
  4. [ 編集 ]

しのちゃん、

いつもありがとねー。

こないだよーやく、録画しっぱなしだった「ホビット」の1作目を見たよ。オーランド・ブルームさんの麗しのレゴラスは出てこなかったけどなかなか面白かった♪
「ホビット」も原作再読しようかなぁ。

私は年々バイタリティが減退して不活発化してます・・・(-"-;
特に冬は不活発。夏も特に不活発。やれやれ。
  1. 2015/02/01(日) 20:30:31 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #Dud4.962
  4. [ 編集 ]

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