本と旅とそれから アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎

本と旅とそれから

アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎

またも1冊、伊坂幸太郎さんの、不思議な不思議なマジックのような世界を感じる本。
伊坂作品はどれもそうした不思議な雰囲気がいっぱいなのですが、作品によって当然様々なバリエーションがあります。本書は、ハッピーエンドが好きな、読んでほんわかできる作品の好きな、私のような読み手向き。
「アイネクライネナハトムジーク」

アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎(幻冬舎)

伊坂作品はいつもそうだけど、本書も、あらすじを短くまとめることがひっじょーに難しい^^;。時間軸も前後に跳ぶし、登場人物も・・・。六つの短編が収録されていますが、それがすべてつながっています。そのつながり方がまた・・・以前感想文をUPした「営繕かるかや怪異譚」(感想文は►コチラ)のように、共通項が明確にひとつ(=問題解決役としての営繕かるかや)なのではなく、メインの登場人物でつながっている場合もあれば、ごくごく端役でつながっていることも。


不思議な偶然があちこちにあるので、リアリティには欠けた感があるのですが、まあそれが伊坂ワールドというか、一種のワンダーランド。
様々な人が様々な時に様々な境遇で、様々な色の何本かの細い糸で結びついている。
それはまるで、夢と現実が何か確かなもので結びついているようでもあります。

読みながら、「大丈夫、彼ら(=物語のメインキャラたち)はきっと心の平安を得られる」みたいな安心感が常にありました。そこはかとない幸福感の漂うラスト。このさじ加減も、伊坂さんならではかと。

ボクサーはチャンピオンに返り咲くことができるのでしょうか?
微妙に予定調和的でもあるような・・・ないような・・・。

なんだか上手く感想がまとまらないよ~ぅ(いつものことか・・・)。
読んでから感想文を書くまでにちょっと時間が空いてしまったのもよくなかったなー。反省。


webcitron01.gif


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tag: 伊坂幸太郎 
  1. 2015/03/16(月) 22:00:00|
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