本と旅とそれから 聚光院 創建450年記念特別公開≪大徳寺 聚光院≫

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聚光院 創建450年記念特別公開≪大徳寺 聚光院≫

聚光院


2014年の夏、山種美術館で水をテーマにした展覧会を見ました(そのときの記事は►コチラ)。
その展覧会で最大の感動だったのが、千住博さんの滝を描いた作品でした。そしてその折、千住さんが京都大徳寺の塔頭・聚光院に障壁画を奉納されたということを知り、以来ずっと一般公開を待っていました。
それがようやく先日、京都新聞に公開の記事が載り、さっそく予約を入れて拝観にうかがいました。
(なお、拝観予約は►コチラから。)

15分きざみで拝観の時間が区切られていて、所要時間は約40分、一回の定員は15名。友人と私がうかがったのは、その日の最終回でしたが、その回に参加したのは私たちを含めて6名でした。ちなみに、定員に達していなければ、予約なしでも参加できます。拝観料は2000円と破格。瑠璃光院と同じだわ・・・(ここも今、特別公開やってますね)。


聚光院


私の場合、最大の目当ては千住さんの障壁画でしたが、一般的には、国宝である狩野松栄・永徳親子の障壁画の里帰りの方がより大きな話題だったでしょうか。この障壁画はふだんは京都国立博物館に寄託されており、博物館でならば私も見たことがありました。でも、展覧会で見るのと、本来意図された場所に置かれた状態で見るのとは、やはり違うように思われます(▼)。

最近はレプリカも高精細になったので、本物でなくても・・・とは思うものの、ミーハーなワタシとしては、「本物」と言われるとそれだけで目を見開いて感心しまくってしまいます。

この特別拝観では、それぞれの回にガイドさんが付き、非常に詳しい説明をして下さいます。これが大変興味深い。教えてもらわなければ到底気づかずに過ぎてしまったに違いないことを山ほど知ることができます。


聚光院


博物館で見たときも繊細な美しい襖絵だと思ったけれど、実際に本堂に設置されてみると、襖絵だけでなく、部屋全体がすごい美的空間になるので圧巻です。

そしてそれについては、狩野永徳も千住博も変わりません。

千住さんの青をバックにした滝の襖絵の迫力は、感動というよりちょっと怖いようにすら感じられました。この「滝」が奉納されるまでには、アマゾンの風景や黒をバックにした滝や崖をメインモチーフにした風景画などが作成されたそうですが、狩野派の国宝障壁画と共にこの聚光院に収められるためによりふさわしいものを求めた結果、この青い「滝」となったのだとか。


聚光院


聚光院は通常は一般公開されていないので、閑隠席や桝床席といった有名な茶室やお庭などもこの機会に見せて頂けてありがたいことなのでした。聚光院は、茶道三千家の菩提寺でもあります。

2年越しで見たかった障壁画を拝見し、聚光院の拝観もできて(もしかすると、何年も前に一度拝観しているのかも知れないのですが、覚えていないので初めてと同じです)、大変満足でした♪

京都旅INDEX 2016


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  1. 2016/04/06(水) 22:00:00|
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