本と旅とそれから 書店ガール2、3/碧野圭

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書店ガール2、3/碧野圭

つい先日シリーズ1冊目(感想文は►コチラ)を読み、面白かったので引き続いて読んでおります。シリーズ5巻目まで出ているようですが、4巻目からは主人公が変わるみたいなので(書誌情報を見る限り)、とりあえずここでまた感想文UP。
書店ガール2、3
書店ガール2、3/碧野圭
(PHP文芸文庫)


副題があって、2は「最強のふたり」、3が「託された一冊」。
主人公は1巻目に続いて、書店で働く理子と亜紀。理子は40歳独身のキャリアウーマン(って単語、最近あまり聞かない?)、亜紀は30歳目前の新婚さん。
この二人が、それぞれの境遇で頑張る姿が描かれています。

各巻にテーマがあり、それぞれ興味深いんですが、細かいところはともかく、なにより一番は、書店の内側。どんなところにもその道のプロがいて、その苦労について知るのは面白いことですね。本書に登場する書店員たちはそれぞれに哲学があって、それに基づいて本を選び、ディスプレイし、お客さんに接する。書店って、そんなに「濃い」ところだったのか!

自分が行ったことのある書店をあれこれ思い浮かべてみると、確かにいろいろ考えられていたのだな、と思うところもあれば、それほどでもなかったんじゃないのと思うところもある…。
自分にとって一番便利な場所(電車の乗り換えの通路に面した)にある書店が、リニューアルといってガラッと変わって、あまりにも個性的になってしまい、以来ほとんど足を踏み入れなくなってしまった、なんてこともありました。この書店は、いまだにしょっちゅう前を通りますが、ほとんど入らないわ…。

最近では、一番好きだったのはジュンク堂の新宿店かな。入っていたビル全体がビックロになったときになくなってしまいましたが、あれがあった頃はすぐ向かいにある紀伊國屋の本店にもあんまり行かなかったもの。あの店を思い浮かべると、ああなるほど、ポリシーのある店作りだったんだな、と頷けます。

働く女性にとっての家庭と仕事の両立、東日本大震災と書店や図書館という大きなテーマが取り上げられていて、それが物語の中心となっていますが、そうした大きなテーマのベースとなる、書店と本というものの存在が、やっぱりこのシリーズの魅力だと思います。
本が好きな人なら、書店が嫌いなわけはない。買う買わないにかかわらず、本がたくさん並んでいるお店はステキな空間です。そんなところを舞台にした物語だというだけで、「書店ガール」は楽しい。
・・・でも、この「書店ガール」というタイトル、いまひとつカッコよくない気がするんですけど。

作中には、実在の書名や作家名がたくさん出てきますが、文芸書以外の本はほとんど読んだことがなく、文芸書でも、読んだことのない本の方がずっと多いというのが寂しいんですが^^;。


webcitron01.gif


My Favorite Books(お気に入りの本のブクログ)
BOOKS INDEX(作家別感想文一覧)

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  1. 2016/09/16(金) 22:00:00|
  2. 2016
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