本と旅とそれから 燦8/あさのあつこ

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燦8/あさのあつこ

途中からは、新刊が出るたびに1冊1冊追いかけて読んできた本シリーズも、本書で完結。
――って、この終わり方は…やっぱりちょっと唐突すぎるでしょう!

この手の終わり方に遭遇するたび(といっても、具体的に思い出せないのですが)、「これって『七つの黄金郷』のスタイルだな、と思うのです。
燦8
燦8 鷹の刃/あさのあつこ (文春文庫)

「七つの黄金郷」…なんて、知る(あるいは覚えている)人って少ないかしら。
今ググってみたら、週刊マーガレットでの連載は1975~76年だとか。うぅむ。しかも、Wikiの山本鈴美香さん(「七つの」の作者)の項を見ると、本作は「未完」と書いてあった!
そうよねぇ、あの終わり方を「完結」とは言えないものねえ!

どんな終わり方だったかというと――ちょうど、今回の「燦8」の終わり方。
主要登場人物たちの物語を延々描いてきて、さあこれから大々的に展開するぞ!というタイミングでいきなり「終了」。
読み手としては、到底受け入れ難いといいますか。
軽く怒りさえ覚える…。

でもって、「作者はこの物語に飽きたのか」、「作者はもはやこの物語の収拾をつけられなくなったのか」などと、フラストレーションが作者に向かったりするのでした。
まあでも、とりあえずそれはおいておくとして。

この物語の主人公は三人の若者。
田鶴という藩の若き藩主・圭寿、その側近で筆頭家老の長男・伊月、そして伊月とは双子の兄弟ながら、幼い頃に行き別れて育った燦。タイトルになっているからこの燦が主役かというと、全然そうではないんですね。むしろ、誰か一人を主役と呼ぶとしたら、伊月じゃないでしょうか。

どの3人も、それぞれに、美しい個性と才能を備えているのですが、やっぱり伊月がよいように思うのですが?なんで「燦」なのか、わからない…。

それにしても腹が立つのが、伊月の父・筆頭家老!
子供に罪はないというのに。父親がひどい人間でも、子供は立派に育つということですか。

本書は、最終巻ということだからか、あっと驚く秘密が最後の方で暴露され、さらにこれまた「いかにも最終回」という感じの涙の別れもあるのですが…。
その後の展開が、ほぼ最後の1ページで簡単に述べられているのが、どうしても手抜きのように思われてなりません^^;。


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