本と旅とそれから ベルサイユのばら⑪~⑬,外伝①、②/池田理代子

本と旅とそれから

ベルサイユのばら⑪~⑬,外伝①、②/池田理代子

今頃になって、マーガレット・コミックスを買うことになりますとは。

ベルばらとの思い出を語り始めるとホントにきりがありません。
初めて読んだのは、どこでだったか思い出せませんが、読んだのは外伝、もともとのコミックスでは10巻目の「黒衣の伯爵夫人」でした。


ベルサイユのばら

ベルサイユのばら⑪~⑬,外伝①、②/池田利代子(中公文庫、集英社)


今回Amazonで買ったその本を見てみると――あらま!1冊690円もするんですかっ。私が初めて自分で買ったマンガがこの「ベルばら」でしたが、その当時は、340円ぐらいだったと思います。それでも、10冊買えば3000円を超えるでしょ。まさに、一大決心をして買った10冊でした。

今も、京都に劣らずパリが好きなのも(といっても、もうずっと行けてませんが)、思えばベルばらの影響かも…。

その頃から数えてはやン十年。何年か前に、ル・ルー(本編では「黒衣の伯爵夫人」だけに登場するオスカルの姪っ子)を主人公にした続編が出たという話を聞きましたが、「もはや私は『ベルばら』を卒業しましたから」と思って特に興味も惹かれずにいました。
それが最近、TVでだったか、またベルばらの最新刊が出たと聞いて、Amazonを見てみてびっくり。こんなに何冊も出ていたのか!

というわけで、まとめて取り寄せてみました。

ベルサイユのばら 外伝

まず第一に、「懐かしい」。
ベルばら本編は今も私の本棚に並んでいますが、ここ何年も開いてみたことはありません。でも、今回の新刊を読んでみると、まるで大昔の友人に出会ったような、ちょっと気取った言い方をすれば「昔の風を感じたような」気持ちになりました

そのうえで第二に、なんですが――うーん、やっぱり、絵が。絵が変わっている~。
ベルばらの後、周囲の学校友達共々夢中になったのが「オル窓(オルフェウスの窓)」でしたが、この頃になると池田理代子さんの描く人物って、かなり口が大きくなるんですよね。で、ちょっと顎が発達したような顔になって。

今回の新しいオスカルの顔も、口が大きい。しかも、ところどころ、頭と体のバランスが変で、妙に頭でっかちになっているんですよね。オスカルだけでなく、いろいろな人物が。
いくら子供の頃の姿とはいえ、ジェローデル、首がないんじゃないですか?

ル・ルーの活躍する謎解きや、オスカルやアントワネット本人たちや、彼らに縁の人々のエピソードなど、楽しく――というか、懐かしく興味深い物語ばかり。といっても、何しろ本編で主人公たちは皆死んでしまっているので、どれを読んでもそこはかとなく悲しい。
オスカルの死後のエピソードもあるのですが、これはもちろん寂しくて。オスカルがこの世にいなくなってから、アランとル・ルーが出会うなんて、皮肉というか何というか。

そういえば、「ポーの一族」も続編が出たとか言っていなかったっけ?
私ぐらいの年齢の人々が、若かった日々をを振り返りたい頃なのかしらね~。


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