本と旅とそれから ホリデー・イン/坂木司

本と旅とそれから

ホリデー・イン/坂木司

「ワーキング・ホリデー」、「ウィンター・ホリデー」と続いた物語の、本書は番外編となる短編集。この2作における主人公だった沖田大和は脇役に回り、彼を取り巻いていた物語のその他の登場人物たちを主人公とした短い物語が集められています。
「ホリデー・イン」

ホリデー・イン/坂木司(文春文庫)

・・・とか書いてますが、いやもう、2冊の「ホリデー」がどんな物語だったか、主人公が何という名前でどんな属性だったか、本書を読み始めた時点ではほぼすべて忘却してました。
「あ~…確かこのジャスミンという名前のホストクラブのママさんはおかまさんだったんだねぇ。いやでも…どんな立ち位置の人だったっけ?」みたいなのばっかり。

感想文はまだですが、最近読んだ(まだ読み終えられていない)「まよパン」シリーズにもおかまさんが登場――ソフィアさんというのですが――するので、かなり混同しちゃってるし。
私がこれまで読んだ小説に登場するおかまさんたちって、皆さん揃っていい人なんですよね。こんな人なら、性別に関係なく、お知り合いになりたいです、って人ばかり。優しいし理知的だし、人生の機微みたいなものに通じていて洞察力もあって、みたいな。そして、おかまゆえの苦労が多いおかげで、人の気持ちのよくわかる人物でもある。

で、いくつかの短編から成る1冊を読み終える頃になってようやく、本編がどんなストーリーだったかをおぼろげながら思い出す、といいうトホホな状況でした。それでもまだ思い出せただけよかった…。

これだけ忘れていれば、再読でまたかなり楽しめそうな気がします。短編集の本書はところどころしんみりとしたりホロ苦い雰囲気が漂ったりするけれど、本編の方は元気印の大和が主人公で、スコーンと明るい物語だったような記憶が(いまさらながら)。

そのうちまた読みましょうかいねぇ、本編。


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  1. 2018/03/04(日) 22:00:00|
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