本と旅とそれから 京都寺町三条のホームズ/望月麻衣

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京都寺町三条のホームズ/望月麻衣

言うまでもなく、タイトルにひかれて読んだ1冊――ラノベ、ですね。
著者は、現在は京都在住の北海道出身の方とか。

主要登場人物は、ホームズ役の地元京都人と、ワトソン(とまでな言えないかな)役の埼玉県から移住してきた女子高校生。
「京都寺町三条のホームズ」

京都寺町三条のホームズ/望月麻衣(双葉文庫)

あとがきで著者も語っておられる通り、本書は「ライトミステリー」。つまり、ミステリーではあるものの、人は死にません。なので、警察が出てくるまでには至りません。探偵役がちゃちゃっと謎を解き明かし、周囲の人間にささやかな幸せだったり憩いだったりがもたらされる、というお話です。
ミステリー部分については、そして人間ドラマの部分についても、まあこの際どうでもよいといいますか、そこそこで文句はありません。
当然ながら目がいくのは、京都についってのあれこれ、でしょー。
別に、京都ファンじゃなくても楽しめるとは思いますけど。

でもやっぱり半分は、京都を楽しむ物語ですよねえ。
祇園祭りやら葵祭やら知恩寺ののフリーマーケットやら。そしてメインの舞台は三条通商店街の一画にある、ちょっと入りにくい雰囲気の骨董品店。あはは。

でも、知らなかった京都情報もわかって興味深いのです。
葵祭の斎王代選びについてとかね。あれって、いつも生粋の京都人ばかりが選ばれて、しかも、伯母さんもお母さんもお姉さんも斎王代を務めた、なんていうケースがざらで、京都の閉鎖性の象徴みたいな気がするのですが、そうならざるを得ない側面なども語られていました。
それに、斎王代が身に着けるあの十二単一式、自腹なんですって~。びっくり。てっきり、祭りの主催団体か何かが負担してくれるのかと思っていました。呉服屋さんの娘さんがなったりするのが多いことも、それだとちょっと頷ける。せめて宣伝にでもならなきゃ、ねえ。

本書もまた、京都の雰囲気を気軽に楽しめる1冊でした。


webcitron01.gif


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