本と旅とそれから あやかし屋台なごみ亭4/篠宮あすか

本と旅とそれから

あやかし屋台なごみ亭4/篠宮あすか

博多の屋台を舞台にしたシリーズ4作め。
雰囲気からすると、大団円でシリーズ最終巻、という雰囲気もあるのですが…?
あやかし屋台なごみ亭4

あやかし屋台なごみ亭4/篠宮あすか(双葉社文庫)

主人公・浩平はもうすぐ大学卒業で、見たところ大した苦労もなく教師の職が決まった様子。屋台・なごみ亭の客引きで神使見習いだったおキツネさまのコンも、めでたく位上げとなり「見習い」が取れました。となると少なくとも浩平は、なごみ亭でのバイトは辞めるわけですものね。
やっぱりシリーズ最終巻になるのか。ちょっと寂しい気もします。
ファンタジーというかライトノベルというか、そもそも薄い本なのであっという間に読めてしまって、正直なところインパクトが強いということはありません。が、昨今の私の本読みは、記憶力の減退に加えて繰り返して同じ本を読むということを滅多にしないために、何を読もうが後まで残るものはあまりないのですが…^^;。

そのうち――んー、たとえば75歳くらいになったら(?)、新しい本を読む数をおさえて、それまでに読んで感動した記憶のある本を読み返すということをしようかな、などとぼんやり考えていますけど、まあ、テキトーなので。

そもそもがハッピーエンド指向の物語ばかりなので、安心して読めると同時にラストが予想できてしまうともいえます。過去のトラウマとか、ほろ苦い思い出を癒すための料理を提供する、というのがなごみ亭のポリシーというか存在意義みたいなもの。
過去や思い出は、それ自体は変えることはできません。そのかわり、以前には知らなかったこと、そのせいで誤解や妙な思い込みが生まれていたようなことが明らかにされたり、同じことでも視点を変えることでその解釈が変わってわだかまりが解けたり、というふうに物語が展開します。

まあ、ふつうの人間だけでは世の中そう上手くはこばない、だから「あやかし」や「神さん」といった人智を超える存在が多数登場するわけですが。それによって過去の光景を再現できたり、すでに世を去った人たちに再会できちゃうのです。

いかにもライトなファンタジーですが、まあそゆのもいいじゃないか、という感じ。

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