本と旅とそれから お友だちからお願いします/三浦しをん[文庫版・再読]

本と旅とそれから

お友だちからお願いします/三浦しをん[文庫版・再読]

自分的に恐ろしい衝撃!いや、本当に!
でもって、いや、この本や再読体験が衝撃だったのではなく、再読したことに、この読書感想文を書き、ブログUPしても気づかず、最後にBOOKS INDEXに目次を追加する時点で初めてそうと知ったことです。

まるまる1冊、再読であることに気付かず読み、感想文を書いたワタシ。まさに、顔文字を使うなら――Σ( ̄◇ ̄|||、ですよ。
とうとう私の記憶力もここまで低下したか~・・・しみじみ。
ちなみに、最初に読んだとき(2013年8月)の感想文は►コチラです。結構、感想が違う。まあ、6年経ってますからね。
そうと知る前に書いた感想文は、以下のようになっております。


かなり長い年月にわたって、あちこちの媒体に掲載されたエッセイをまとめたという1冊。
三浦しをんさんらしい、軽妙洒脱というかちょっとお行儀の悪い文章が楽しい。
でも、「さすがプロの物書きさんだなぁ」と思わせられる文章もあちこちに。
お友だちからお願いします
お友だちからお願いします/三浦しをん(だいわ文庫)

語彙が豊富だし、表現力が豊かでそして的確。
いつもふざけているわけじゃないのだよ、とても真面目に真摯に何かと向かい合うことだってあるんだよ、と――そりゃそうでしょうけど、それを改めて認識させられる、と言いますか。

その中のひとつが、「お坊さんの力」という一編。三浦さんご自身のおじい様の葬儀の思い出を振り返りつつ、そのときお経をあげて下さったお馴染みのお坊さんについて語り、僧侶という職業(というか、社会的な存在?)を考察する、というものです。
いつも通り、ちょっとふざけたトーンで始まりますが、全体的には、お坊さんに対する深いリスペクトが感じられるのです。

本書には、もしかすると100編近くの短編エッセイが収められており(多いので、面倒なので数えてはいません)、表層ではお行儀が悪かったりちょっと不真面目だったりするのですが、根底では、三浦さんのしっかりした良識や見識がにじみ出る文章ばかり。ちょっと見アホっぽい文でも、実は何度も推敲されているのだろうなあ、と思えます。

決して、真面目な人や善良な人をあざ笑ったり、無責任に批判したりしない。

起き抜けに、スエットの上下に髪ボサボサで、通勤通学の人で混雑するバスに乗り込んで町をひと巡り――なんて、ホントにしているのかなぁ。…していそうな気もします。それだって、一流の作家であればそれでもOKという状況があればこそ、でしょうかねえ。

そうした一線を守ったハチャメチャなので、読んでいて爽やかで心地よい。安心できます。
あれもこれも共感できる!と喜んで、ふと、「いや、だがこの人は売れっ子作家だって」と思い出すんですよね~^^;。

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  1. 2019/10/30(水) 22:00:00|
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