本と旅とそれから And Then There Were None(そして誰もいなくなった)/Agatha Christie

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And Then There Were None(そして誰もいなくなった)/Agatha Christie

▲「クリスティー/ひらいたかこ」より

いわば、ミステリーの古典・・・でしょうか。
クリスティーは多作なので、それなりに何冊かは読んでいますが、読んでいないものもかなりあります。読んだ中では、この作品は「オリエント急行殺人事件」と並んで一番好きと言ってもいいかな、と思うもの。

といっても、クリスティーを一番熱心に読んだのはもうとんでもなく昔のこと。
それが、去年だったかふと書店で見かけ、衝動買いしたのはよいけれど、読まずに本棚に並べておいたのを、思い立って読みました。



And Then There Were None/Agatha Christie
(Harper Collins)
邦題: そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー


読み始めてまず第一歩で「あれ?」。
例の童謡。英語版では、本編の前に1ページをさいて掲げられています。"Ten Little Soldier Boys"。
およ。舞台となる島の名前もSoldier Islandだ・・・。
私の読んだ、今でも持っているハヤカワ版の訳書は「十人のインディアンの少年が・・・」で、島の名もインディアン島。

さっき日本語版の解説を読み直してみたら、この本って、原書のタイトルが何回か変えられているんですね。最初はniggers・・・アフリカ系の人をさす差別用語なので、インディアンに変えられたのですが、おそらくは先住民族への配慮ということで英語版ではさらにこれがsoldier(兵隊)に変えられたようです。
ん~、私の頭の中ではインディアンで出来上がっていたんですけどねー。

何しろこの本は大好きだったので、日本語版を何度も読みましたから、犯人が誰で、どういうトリック(というほどではないけど)かというのを全部しっかり覚えています。
だから予想通りインパクトはあまり強くなかったのですが・・・でも、真夜中に読んでいたら、やっぱりちょっとぞくりと怖くなりました。
童謡に歌われているようにひとり、またひとりと人が死に、その度に飾られた人形(これも英語版は兵隊の人形)がひとつずつなくなっていく・・・。

He went and hanged himself
And Then There Were None

島は海に囲まれて、どこにも逃げる道はない・・・。
やっぱり上手いわ~、クリスティー。

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tag: アガサ・クリスティー 洋書 
  1. 2007/02/08(木) 11:59:00|
  2. 2007
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No title

アガサ・クリスティーの作品、唯一読んだことがあるのが「そして誰もいなくなった」です。読んでは放置、また読み出し、また飽きて~という読み方をしていたので、内容はほとんど覚えていません。お恥ずかしい。

映画やドラマで観た作品はけっこうあるんですが。
  1. 2007/02/09(金) 02:08:00 |
  2. URL |
  3. オルサ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆オルサさん、
あはは。
やっぱり人の好みは様々ですねぇ。
そうですか。飽きちゃいましたか。くくく~ぅ。
もしかして、ミステリーはあまりお好みジャンルじゃないのかな?
私は、実はFTやSFその他より、ミステリーにハマったのは早いんですよ。その後ぱたりと読まなくなっていたのが、近年また回帰してます。
  1. 2007/02/09(金) 02:20:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

この本を読んだのはたしか中学生のときでした。
自分の部屋で読んでいて、どんどん人がいなくなって、最後のほうで怖くなって、後ろを確かめたことを覚えてます。
誰もいないのにね。
  1. 2007/02/09(金) 19:12:00 |
  2. URL |
  3. hleaves #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

私も何度も読んだ作品ですよvv
日本でドラマ化もされたと思いますが
やはり原作の素晴らしさにはとうていかないませんね。
私もハヤカワで読んでますので「インディアン」だとばかり思ってました。
色々事情があるんですね…^^;
さてさて。実は私のクリスティのNO.1はやはり「オリエント急行の殺人」なんですよ!
もう驚きませんが(笑)やっぱり~って感じですね。
クリスティは多筆家で、素晴らしい作品も多いのですが
このオリエントはわたしにとっても別格のお話ですね。
あとは賛否両論のアクロイドも私は好きですvv
でもでもここでクリスティを語り始めるときっとエキブロに「字数が多すぎるよ!」とか注意されちゃうんでしょうね~(苦笑)
  1. 2007/02/09(金) 21:44:00 |
  2. URL |
  3. mattya-genmaitya #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

私もハヤカワで読んだので、「インディアン」でした。
「うる星やつら」というアニメでこの話がパロディになっていたので、読んでみたんです。高校の時、学祭でこの話の劇もしましたよ(脚本書いた子、まとめるのが大変そうでした)。

関連するマザーグースの本も読みましたが、「不思議の国のアリス」などにも引用されてて、面白かったです。

ライブドアのコメント、不具合でスミマセン。後で治しておきますね。
  1. 2007/02/09(金) 23:17:00 |
  2. URL |
  3. あつこ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆hleavesさん、
中学生・・・もしかすると、私もそのくらいでしょうか。
ハヤカワ版の文庫本はページが茶ばんでるし、なんか翻訳も古い雰囲気です。
誰もいないに決まっているのに、つい後ろを確かめたくなる・・・ありますねえ、そゆの。開けた扉の影、とかも。
そんな気持ちにさせられるのが、作品の力ですよね。
コワくて、楽しいんですよね~。
  1. 2007/02/10(土) 01:18:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆mattyaさん、
なるほど、mattyaさんのイチオシ・クリスティーは「オリエント急行」ですか。うん、あれも最高に面白い!選べない~。
アクロイドもよいです!でも、当時(中学か高校)の同級生でものすごく頭のいい子が、「私、あれ、そうだろうなとわかったよ」というのを聞いて、頭のデキの差にガクゼンとしたものでした。
「そして誰も・・・」は、TVで一度外国モノを見ましたが、確か砂漠の真ん中の宮殿みたいな家が舞台で、最後に残った二人が実は力を合わせて犯人をやっつける、ていうふうにストーリーが変えられてましたーーま、それでもいいけど、あんまり怖くなかったです。

ちなみに、mattyaさんのイチオシ・クイーンはどれでしょう?
私は・・・やっぱ、「Y」か「エジプト十字架(これまたコワい!)」かなー。
どっちか原書で読んで(両方でもいいのか)、またひとしきり、今度はクイーンの話をしたいです。またお付き合い下さいねっ♪
  1. 2007/02/10(土) 01:25:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◆あつこさん、
ハヤカワから翻訳が出た時、かなり話題になりましたよね、これ。
周囲の本好きな子は軒並み読んでいたような記憶があります。
「うる星やつら」、TV放送になった映画を何本か見ました。好きでしたよ~、特にてんちゃん。可愛い?
ただ、全部1回ずつしか見てないので、ストーリーを忘れてしまって・・・。
劇もなさったんですか!あつこさんも役者でしたか?誰の役でしょ。

コメントの件、お騒がせしてすみませんでした。
夜中って、時々アクセス集中するみたいですねー。
  1. 2007/02/10(土) 01:30:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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