本と旅とそれから 図書館戦争/有川浩

本と旅とそれから

図書館戦争/有川浩


確か・・・うちの図書館の「貸出上位」だか「予約待ち上位」だかのランキングに入っていたのがきっかけで借りてみた本だったはず(すでにして忘却の彼方・・・)。
そういえば、と、自分が図書館司書などという資格を大昔に取ったことを思い出しました――今となっては、「『絵にかいた餅』の写真のコピー」ほどのものですが。分類法の授業がちんぷんかんぷんだったことぐらいしか覚えてないぞ・・・。
図書館戦争/有川浩(メディアワークス)

この舞台設定を形容すると、何と言うか、登場人物たちの使うワカモノ風表現を借りるならば「痒い」に近いというか。図書館の自主独立を守るために戦う「図書隊(図書特殊部隊とかもある)」の若者たちの一種青春ドラマ風なお話です。

FTやSFを読む人(私も含め)ならば、この少々痒い・・・つまりこっ恥ずかしい設定を受け入れてストーリーを楽しむことも難しくないはず。宿敵メディア良化委員会との間には、銃火器使用の死人が出るような「戦争」も展開するのです(この辺がちょっと強引)。

真面目にとらえるなら、「出版図書の検閲」や「政治的に正しい表現」その他、結構シリアスな要素が含まれているのですが、多分、その辺のことは二の次で、主人公の新人女子図書隊員の成長物語を軽いノリで楽しめばよいかと。細かいとこ突っ込んでいたら話になりません。

日頃から図書館には重々お世話になっている身としては、その自由を守るために命をかけて戦っている図書防衛隊員の方々を応援しないわけには参りません・・・てかな。
面白かったです♪

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tag: 有川浩 
  1. 2007/06/16(土) 17:39:00|
  2. 2007
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No title

図書委員会の元委員長さんのお勧めとあれば、どうにかして私も読みたいなぁと思います。当たり前のことですが、日本国外に住んでいると、図書館に行っても(日本語の)本が手に入らないんですよねぇ。パリにはBook Offがあるのですが、ロンドンの古本屋さんは今ひとつだし。ふーむ。
  1. 2007/06/17(日) 00:19:00 |
  2. URL |
  3. 都子 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈都子さん、
懐かしいですねぇ。おおっぴらに許されて図書館のカウンターの内側にいられたのはあの頃だけですもんねぇ・・・。
――でも、都子さんも元「図書委員長」だったんだよね?
あれ?「編集長」じゃなかったよね?

パリのBook Off、オペラ座のとこでしょー?前、通ったことあります(^0^)
(他にもあるのかな?)
「図書館戦争」がロンドンの古本屋さんに並ぶことって、いかにもなさそうだなぁ・・・。
でも、軽い本(あ、内容が)ですし、海外在住の都子さんに「何とか手に入れて読んでみて!」とまでおススメするには至らぬ気が~・・・。
  1. 2007/06/17(日) 01:58:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

へへへ。私は「図書館新聞」の「編集長」で、委員長は蛭田さんでした。『図書館戦争』に関する率直なご意見、ありがとうございます。それならアマゾンに法外な送料を払う必要もない、と心が軽くなりました。全く関係ない話なのですが、『指輪物語』がミュージカルになってウェスト・エンドに来ています。なんでも事故続きだそうですが、さてどのくらい続くんでしょうか。
  1. 2007/06/17(日) 07:12:00 |
  2. URL |
  3. 都子 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈都子さん、
あ、そうでしたっけか(固有名詞がお懐かしい・・・)!
昭和は遠くなりにけり~・・・。

「指輪物語」ミュージカル・バージョンですか。
そのうち日本にも来たりするのだろーか。劇団四季とか・・・。う~む。
事故続きというのは困っちゃうけど、タイトルだけで結構人が入りそうですね。
歌うガンダルフ・・・ひゃは♪
  1. 2007/06/17(日) 12:23:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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