本と旅とそれから アルプス一万尺

本と旅とそれから

アルプス一万尺


ああいうの、何ていうのかな、「手あそび」とでも?
「おちゃらか」とか、歌に合わせて二人で手を打ち合わせたりする子供の遊び。
5歳姪っ子MMが好きで、しょっちゅう付き合わされるのです。

そういうののひとつに、「アルプス一万尺」というのがあります。
                                写真:スイス観光局
Kちゃん方の従姉妹のおねえちゃんたちに教わってきたといってやってみせてくれたのですが、フ、フクザツ!節と節の合間にいろんなポーズを次々としなくてはならず、テンポを速くすると私などは、
「あぁっ、そのウルトラマンの必殺光線みたいなポーズはどこで入れたら・・・」
とパニックを起こし、大体4秒ぐらいでいつもギブアップ。
こういうことだから、姪の尊敬を得られないのですわ。

これをする時、毎度軽く議論を呼ぶのが、この歌の歌詞。
?アルプス一万尺 ○○○○○で
アルペン踊りをさぁ踊りましょ
ラ~ラララララ・・・
この「○○○○○」の部分は何が正しい?

♪案1:仔ヤギの上
弟も私も、子供の頃はずっとそう歌っていたので、MMも当初はそう歌っていた。
――が、考えてみれば、可愛らしい小さな仔ヤギの上で踊りを踊るなど、動物虐待も甚だしい行為・・・。

♪案2:こやり(=小槍)の上
後に私はこう歌うようになった(弟は案1から成長せず)。
インドネシアかどこかの舞踊で、二人の人間が足元で竹ざおをリズミカルに動かし、それをひょいひょいとまたぎながら踊るの、あるでしょう?イメージはあんなふう。
問題は、竹ざおと違い、槍には穂先というものがついているので、握りにくそうだということ。

♪案3:オヤジの笛
ひとしきり議論があった日の数日後、母が「ラジオで言っていた!」と、世紀の大スクープ顔で叫んでいた。

「なにソレ、『オヤジの笛』~?あり得ないよ!」と、その時は電光却下(不正確な四文字熟語)したけれど、ひとり後から考えると、現実的には一番可能性がある。
ラジオという地味な媒体ではあるけど放送で言っていたことでもあるし・・・。
この案の難点は、「さぁ踊りましょ」なんていう優しい口調で語る(or歌う)人が、「オヤジ」などというラフな単語を使うだろうか、という点。「おじさん」とかならすごく納得するけれど。

                              写真:スイス観光局

「アルペン踊り」というのは、↑写真みたいなものでしょうか?
だとしたら第2案は即刻ボツですな。写真には写っていないこの方々の足元で、小槍がチャカスカと動かされているとは・・・あんまり考えられないよね。
でも、そんなこと言ったら第1案なんて議論の対象にすらならない・・・。
となると、えーー、やっぱ「オヤジの笛」なの?

調べりゃすぐわかることですし、始めっからちゃんと歌ってる方から見れば「時間とサーバー容量のムダ」以外の何モノでもない話だとわかってはいるのですが。

でも、似たような話でもっと有名な謎もありますよね。
「『赤い靴を履いてた女の子』を連れて行ったのは誰か?」とか・・・。
この正解が「異人さん」であることはもはや有名ですが、私のように「いい爺さん」だと思っていた人や、「ニンジンさん」だと思っていた人(メルヘンですね)も多いことでしょう。

と書いているうちに、もう一件歌がらみの勘違いの話を思い出したのですが、あまりにもアホな話が長くなったので、今日のところはこの辺で。

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  1. 2007/08/24(金) 22:44:00|
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コメント

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【アルプス一万弱(←尺じゃないと思ってた。最初、アルプスの人口は1万人弱と思ってました。)】のお遊戯は、私、すっごく得意です!
MMちゃんに尊敬される自信があります(笑)
ついでに、『ウサギのお餅つき、ぺったんこ~ぺったんこ~‥」ってやつも電光石火の如く速いです。あと、実は『権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた~(ゴム段)』も頭の高さまでいけます!
‥ああ、小学校基準までだと結構「できる子」だったのに、どこでどう間違っちゃったんだろう?(笑)
で、歌詞ですが。私も「子ヤギの上」→『小槍の上』の変遷を辿ってます。
たしか『アルプスの「小槍」のように険しくそびえ立った山の「上」(に住んでいるアルプス住民が)で踊っている』っていう意味だと、先生が教えてくれたような‥?あ、教えてくれたのは友達のお母さんとか、近所のお姉さんだったかな?
でも、子供ながらに「なるほどな~!」って納得したのを覚えてます。(が、真偽の程はわかんないんですけどね)
  1. 2007/08/24(金) 23:48:00 |
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  3. 花侍 #79D/WHSg
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No title

連続投稿、すみません!
(でも、この記事の話題、なんだかすごく私のツボなのです~汗)
「ニンジンさん」に連れられたんですよね?(ああ、これは違和感なく今日まで来てましたぁ。そっか、たしかに「異人さん」だ!納得です)
あとですね、あとですね、「せ~んろはつづく~よ~、ど~こまでも~」の手遊びも得意!
↑って、めったに自慢できることないもので超興奮してますね、私(笑)
  1. 2007/08/24(金) 23:57:00 |
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  3. 花侍 #79D/WHSg
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No title

◈花侍さん、
(脳内メーカーのショックから見事立ち直られたご様子で安堵いたしました。)
「アルプス人口一万弱」・・・。ほほぅ。なんかこう・・・実際的な歌詞ですね。
こういう子供の遊びって、かなり極端にローカルですよね。
ゴム段だって・・・わたしゃ「権兵衛さんの赤ちゃん」の歌では飛んでないです。
何の歌だったかなぁ~。

目にも止まらぬ早業を次々繰り出す花侍さんの勇姿を見てみたいものです。
私はね、小学校に入る前ぐらいまでははっきり言って「神童」でした。
小学校入った頃から没落の一途を辿りましてね、ン十年経った今では、ぐーたら道一直線です。そのうち家元ぐらいなっちゃうかも。
ネットでは、もちろん人口一万弱の歌詞も検索できるようです。
ああ、正解を見るのが、どーでもいーけど怖い。
もし「おやじの笛」だったとして、アナタは次にお遊戯する時、堂々とその歌詞で歌えますか?自分の心に問いかけましょう・・・。
  1. 2007/08/25(土) 00:10:00 |
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  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

?花侍さん2、
お返事コメントをUPすると同時に花侍さんからの第二弾を頂き、嬉しゅうございます。

え、花侍さんは「ニンジンさん」で歌ってたんですか?んま、メルヘン。
人参に連れられて、どこ行くっていうんですよ。青果市場かどっかですか?
横浜といえば異人さんですよ。港町ですからね。
「そんなことは知ってるよー」とおっしゃるかも知れませんが、知っていながら「ニンジンさんに連れられて行っちゃった」と歌っていたのは他ならぬアナタなのでした。

「線路は続くよ」でも遊べるんですか?知らないぞー。
私は・・・「茶摘み」とか「ミカンの花(っていう歌の名前じゃないかも)」ならできるけど。
どれも自慢できるほどのレベルには達してない・・・。
代わりに「どらえもんの道具をいくつ言えるか」とかじゃダメでしょうか?
  1. 2007/08/25(土) 00:23:00 |
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  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

あああ!「ミ~カン~のは~なが~さあいて~いる~」も得意っ!(手を裏返して手の甲をぶつけあうところが祇園舞妓風で好きすぎてました!)
「茶摘み」はどんなだったかしら‥記憶にないです。
あと、「あやとり」は苦手で「ほうき」と「ハシゴ」と「星(ひとで)」しか出来なかったです(涙)
  1. 2007/08/25(土) 00:50:00 |
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  3. 花侍 #79D/WHSg
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手あそびって言うんですか?この瞬間まで、あの類のお遊戯は「せっせっせー」と総称されていると思い込んでいました。ふーむ。
  1. 2007/08/25(土) 01:44:00 |
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  3. 都子 #79D/WHSg
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No title

アルプス一万尺って、アメリカ民謡なんですね。
しかも一尺30.3cmなので3030mってことだから、
3000m級の山の上で踊ってるってことみたいです。
計算しちゃいました。
  1. 2007/08/25(土) 07:02:00 |
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  3. bullet4071 #79D/WHSg
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No title

◈花侍さん、
「ミカンの花」は、あれは速くやるもんじゃないですよね。優雅に、ね。
こないだ姪っ子に教えたら、その祇園舞妓風の動きに少々苦戦してました。
多分、彼女にとって手の甲同志を合わせるという動きは、生まれて初めてだったのかな。
(ふつうやりませんよね、ああいうことは。)
「茶摘み」は、すごーく単純です。
例の「夏も近づく八十八夜~」で、片手づつ打ち合わせるのですが、その八十八夜の後で両手を二回打ち合わせる、というもの。
単純なのでMMにも結構楽に覚えられるため、気に入ったらしく、よく「なつもちー」やろう、と言われる。彼女にとっては「なつも ちかづく」ではなく、「なつもち かづく」らしいです。
  1. 2007/08/25(土) 09:21:00 |
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  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

?都子さん、
えー、よくお読み頂くとわかるかと思いますが、わたくしも「手あそび」と言うかどうかはまったくわかっておりませず、便宜上そう呼んでおります。
ふだんは、やはり「せっせっせー」または、「おちゃらか」(じゃないののことも)と呼んでおります。
花侍さんは、「お遊戯」などとも呼んでおられるようです。
  1. 2007/08/25(土) 09:25:00 |
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  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

◈bulletさん、
アルプス一万弱・・・じゃない、一万尺がアメリカ民謡?!
スイス民謡じゃなくて?
じゃあ歌詞はまったく元々のものとは関係ないんですね・・・?
日本人ってそういうの得意なんでしょうか。
つい先日も、夜ちょっと遅くにマクドナルドの前を通りかかったら、閉店時間だったらしく「蛍の光」が流れていて、「日本のマックでスコットランド民謡とはこれいかに~」などと思いつつ歩いておりました。

一万尺、大体3,000メートルですか。
じゃ、数字だけ言うなら、日本アルプスでもよいわけですね・・・。
  1. 2007/08/25(土) 09:35:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

さいしょっから「小槍の上」だと思っていました。
槍の刃が上むいて並んでるイメージ(怖)。

剣山みたいな(とがったものが並んでる)上で、止まってると痛いからぴょんこぴょんこ跳ねながらコサックダンスみたいなのを踊っているのを子供心にイメージしていました(どこからその絵柄を知ったんだろう……)。
子供心に「明るいメロディラインなのに、えらく恐ろしい歌詞だなあ、でも童話って本当はヨーロッパでは恐ろしい話だっていうしな、童謡もそうなのかもしれないな。アルプスというのは恐ろしいところだ」と思って納得していた小学生の私って、いったい……
  1. 2007/08/25(土) 21:18:00 |
  2. URL |
  3. ayano #79D/WHSg
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◈ayanoさん、
意を決して「アルプス一万尺 歌詞」とググってみましたら、やっぱ「小槍の上」で出てました。でも、別のどなたかのブログには、「三歳の娘は『おやじの笛で』と歌う」ともあった・・・。

ayanoさんの思い描いた踊りはコサックダンスだったのか・・・。
(私の例の竹ざおダンスは、なんという踊りだろう?)
ずらりと並んだ槍の穂先の上で・・・となると、かなり地獄絵ですね!すごく怖いです。

しかし、先に頂いたコメントで教えて頂いたように、これはもともとアメリカ民謡だとか。
となると、恐ろしいのはアルプスではなく、アメリカなのか?
というより、曲だけもらってきて歌詞は日本で作られたものみたいだから、もしかしたらこれは「アルプス」という名の地獄を歌った歌なのかも・・・んなバナナ(だから、古い)。
  1. 2007/08/26(日) 11:19:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

何にも調べないで想像だけですけど、
アルプス一万尺はやっぱり日本アルプスじゃないかなぁ。
小槍は、例えば槍ヶ岳の近くに3000m級のそういう山があるとか…。(これまたあてずっぽう)
一つだけ根拠があるとしたら、アルプス一万尺の2番の歌詞の、
「蚤がリュック背負って富士登山~ヘイ!」ってとこですよ。
富士登山は…アルプスでもアメリカでも出来そうにありませんよね。

それにしても、子供の手遊び歌も進化をしているようです。
「お寺の和尚さんがかぼちゃの種をまきました。」てやつ、
子供が幼稚園で教わってきたのは、私の頃よりオソロシク長くなっておりました。
  1. 2007/08/26(日) 23:16:00 |
  2. URL |
  3. yurinippo #79D/WHSg
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No title

?yurnippoさん、
よーく歌詞を全部読むと(ものすごく長くて、何番もあるのですね~)、いろいろ北アルプスの地名など出てくるので、これはやっぱり日本ですね。
でも、yurinippoさんが書いておられる「蚤が・・・」の歌詞は、それは一体・・・?
私の知っている(で、私が歌詞を調べたサイトにも載っている)のは、「お花畑で昼寝をすれば、ちょうちょが飛んできてキスをする、ヘイ!」が2番、「一万尺にテントを張れば、星のランプに手が届く、ヘイ!」だよっ?
さすがに「富士」が二番に出てきていれば私でも外国とは思わなかったような・・・。
もしかして、アルプス一万尺の歌詞って二通りあるんじゃないだろうか。
「おやじの笛」にも疑問が残るんですよねー。ちょっと調べてみようかなぁ。

そうそう、「お寺の和尚さん」、なんか長いんですよね。
MMがやってみせてくれたんだけど、「なんじゃ、そりゃ」みたいなのがずーっと続いてて・・・とてもお寺の和尚さんのやりそうなことには見えなかったんだけど・・・?
  1. 2007/08/27(月) 19:48:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

‥しつこくリフレイン(^_^;)

私もコサックダンス(というかスクワット風のやつ)に一票♪
あと「の~みがリュックしょって富士登山!へイッ♪」は正に私歌ってたです
だからアルプスは人間にもデカい山、そのスケールは富士山:ノミ=アルプス:人。つまり、日本で一番でも地球規模ではまだまだ、ましてや級内や校内なんてまだまだまだ、だから「少年は大志を抱きまくるべし」という子供の為の曲はすごいのだ!みたいな‥
  1. 2007/08/28(火) 12:37:00 |
  2. URL |
  3. 花侍 #79D/WHSg
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No title

◈花侍さん、
リフレインありがとさんです。

コサック(風)ダンス派か・・・ま、「竹ざおダンス」は、自分でもあり得ないと思います。
で、「のみリュック富士登山」派なのねっ!
歌詞の言わんとしているところは、多分解説(↑)頂いた通りなのでしょう!ナットク。
・・・しかし、クラーク先生のような願いがこめられておったのですな。
人口一万人弱かと思っておられたりする一方で、ふかぁ~いメッセージを読み取っておられたり・・・花侍さんってオモロかおひとじゃねー(どこ弁?)。

しかし、「のみ登山」と「ちょうちょキス」はどういう関係なのか?
ふたつは並び立つのか、あるいはまったくのパラレルワールドなのか?
深まるナゾ。迫り来る恐怖(は、別にない)。アルプスにたちこめる暗雲(――ひとりで遊んでるんで、ほっといてくれていいんですよ~)。
  1. 2007/08/28(火) 18:54:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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