本と旅とそれから サウスバウンド/奥田英朗

本と旅とそれから

サウスバウンド/奥田英朗


何だか、どう感想を書いたらよいのかよくわからない~(^^;
面白かったのです。ストーリーには引き込まれて、ぐいぐい読まされてしまいました。
なのに、何が何やら・・・たま~にあるな、こういう本。
サウスバウンド/奥田英朗(角川書店)

今、映画が公開されていますね。
主演はトヨエツ――「国」やら「官」やらが何より嫌いな、元左翼運動の闘士にして一家の「おとうさん」。
大柄で、角材持って仁王立ちなんていうポーズがものすごく似合う、という作品中の描写とはちょい違う気もしないではありませんが。

先日予告編を見たのですが、何だか面白そうでした。

よく「人はひとりでは生きられない」と言われますが、この本読むと、むしろ「人はほっといてはもらえない」みたいな感じね。特に納税その他の義務の分野で。

この本の出版は、昨今の社会保険庁の不祥事が明るみに出る少し前のこと。
今なら、「年金なんぞ払ってやらん」と怒鳴って、区役所から来た年金取立てのお役人相手に延々と持論を展開するおとうさんには、もっと味方がいたと思うのですね。

確固たる信念を持っていて、他人が自分をどう見ようが揺らぐことなくその信念を貫く、と書けば何だか素晴らしい人物像みたいだけど、だからといって、「日本人だが日本国民ではない!」とか叫んでお役人投げ飛ばすのはやっぱりな~。
型破り、にもほどってものが。

東京では浮いてハズれてめちゃくちゃだったそのおとうさんが、八重山にやって来たら何だか輝いてしまった、というのが面白いというかいくら何でもそれはないでしょというか。

ぼんやりと、「いいよなー、南の島~・・・」と、つぶやいちゃいますよ。
らふてー、食べたいよぅ。作るの下手なもので、ワタシ。

関連記事
tag: 
  1. 2007/10/31(水) 21:32:00|
  2. 2007
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

トラックバック

トラックバック URL
http://lazymiki.blog110.fc2.com/tb.php/539-405b0797
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント

No title

きっとイチローが好きなのではないでしょうか?
伊良部一郎、上原一郎。
困った人の方が、物語の主人公にしやすいというのもあるのでしょうが、
型破りな人は魅力があるってことですかね。

映画見たくなりました?、南の島に行きたくなりました?
わたし沖縄行ったこと無いです。
  1. 2007/10/31(水) 23:05:00 |
  2. URL |
  3. bullet4071 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈bulletさん、
あれー、ホントだ、両方イチロー!
父が一郎で息子が二郎というみょーなネーミングセンスのおとうさんなんですよね。
ふつうは「息子よオレを超えて行け」風に、よりグレートな名前付けるようですのに。
(で、一郎よりグレートな名前として是郎(=ゼロのつもり)とかマイナス一郎とか考えてみる・・・。)

私、中野ブロードウェイは、大学時代によく通った時期があったんですよ。
だから、古本屋やゲーセンの様子、すごくよくわかってニマニマしました。
南の島は、イメージとしてはとても行きたいんですが、ゴキブリのサイズが大きいというのが(現在ちょびちょび進行中の「深夜特急」にも出てくるけど・・・)どうにもツライんですね。
沖縄、一度だけあります。すっごくよかったでーす♪
  1. 2007/11/01(木) 23:27:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する