本と旅とそれから 「L change the WorLd」

本と旅とそれから

「L change the WorLd」



たぶんDVDで出るまで待つか、それまでに忘れていずれTVで見るかかな・・・と思っていたこの映画。
大体、この映画の母体となった「デスノート」自体、つい先日TVで見たばっかりでした。

  「デスノート」感想はコチラ

それを何で映画館まで見に行ったかというと、その「デスノート」をTVで見て思いっきりデスノ・モードにハマった友人Tさんが、「じゃ、『L』も行こ~!」と、大乗り気で誘って下さったから。
Tさん、娘さんに「えぇっ?LMさんと行くの?」と意外な顔をされたそうで。

「デスノート」を全然知らずに「L」を見る人は・・・あんまりいないでしょうね~。
何となく寂しいんです、やっぱり。

▲死神の目の前でデスノートを火にくべるL

コミカルな要素もちょこちょこと取り入れられていて、「無表情な天才青年」の知られざる血の通った一面も垣間見られます。

少女の「背筋を伸ばした方がいいよ」というひと言に、いつもおばあさんのように曲げている背を懸命に伸ばそうとするL・・・ポキポキ、バキッと音が(で、すぐまた曲がる)。
おでんのように串に刺してすすめたスイーツを少女に断られ、戸惑いながら先っちょの一個をパクリと食べるL。

これまでは、ハイテク機器を完備した作戦室で「安楽椅子探偵」するのを専らとしていた彼が、強敵(敵の名は「K」)に攻め込まれて外に飛び出す・・・。
とはいえ、電車に乗っても、自転車こいでも、やっぱ変なヒトではありますが。

倒れかけるタラップから飛行機の扉口目指してジャンプするシーンなどは、ちょっとキャラクター違いな感もありますが、そこはやっぱり「Lも人間だった」、「Lも男(の子)だった」を最後に見せてやりたい、脚本家だか制作者だかの親心があったのかも。

ライトとLのいわばダブル・ヒーローで展開した「デスノート」に比べ、「L」はひたすらLの映画なので、迫力の点では欠けると思います。
ストーリーも、いやに話が大きくなった分希薄になった感じがするし、複雑な物語をそれでもわかるように作っていた「デスノ」の見事さには遠く及ばないというのが正直な感想。

でも、やっぱりLの魅力で見せてしまうんですよねえ。
Lというキャラクターは、変人なクセに魅力的だし、演じる松山ケンイチさんの熱演ぶりにはホロリとさせられます。
死の前日に、「もう少し生きてみたい」と、嬉しそうに微笑むLがなんとも愛しい。

・・・蛇足ですが、ライトの声でナレーションの入る「L」のTVCM、なんか面白いですよね。
「・・・とにかく頑張って下さい。ライト(より)」ってのが、ニヤリとさせられます。

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  1. 2008/02/26(火) 20:05:00|
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No title

ご覧になりましたか!
デスノと比べると娯楽性(というと失礼なのかもしれませんが)に
乏しい気がしますが「L」を好演した松山くんによって
作品を押し上げているような気がします。
今回は単独ヒーローなので演技を抑えなくてよかった(笑)松山くんのLは
素晴らしかったですよね。
背筋を伸ばしてみるとこ、でもすぐに猫背にもどっちゃうとこなんて
なんだか普通の人っぽくて今までのLにない部分ですよね。
もっと生きてほしかったと心から思います。
  1. 2008/02/26(火) 22:28:00 |
  2. URL |
  3. mattya-genmaitya #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

おぉぉー私もDVDまで待つ気だったんですが、Mikiさんの記事読んだら見に行きたくなっちゃいました。
水曜日がレディースデーだから行っても良いんですけどね。(あ、明日水曜だ)

いつも気になるんですが、Lの目の周りは何故黒いんですかねぇ~
漫画でも黒いんですが、寝不足?(笑)

  1. 2008/02/26(火) 23:24:00 |
  2. URL |
  3. lazybug #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

劇場行かれたんですね!いいなぁ♪

そういえば、Lって背中曲がってますね。

私は「デスノート」で松山さんうまいなぁと思って、ドラマの「セクシーボイス&ロボ」を見たら、ふっくらされてるし、何だか期待外れだったのですが(笑)、逆にそれぞれの役作りが上手なんだなぁと感心しました。

Lの人間的な面、私も見たいです。

ナレーション、ライトの声とは気づきませんでした(!)洒落てますね。
  1. 2008/02/27(水) 07:02:00 |
  2. URL |
  3. あつこ #79D/WHSg
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No title

◈mattyaさん、
やっぱり、本家とスピンオフの違いは、迫力に出ていたかなという気がします。
デスノのあのスリリングなストーリー展開はホントに秀逸だったと思うのです。
でも、そうか~、デスノの方ではライトが一番の主役だったわけですものね。
Lとしてはライトを立てる必要があったのか・・・。

デスノでは「非常に興味深い天才&変人」だったLが、この映画では「愛すべき人間」としての面も見せていたのが良かったですよね。
結局Lは、自分で計画したように眠るように安らかに死んだわけだけど、なんかいい人生だったみたいだなー、なんて思っちゃいました。
  1. 2008/02/27(水) 21:29:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈Ayakoさん、
私も、映画館に行って見るとは予想外でした(^^)
うんうん、レディースデーに見るには良い作品ですねっ♪
期待の度合いによって満足度は人それぞれだろうけど、大きくはずすことはないと思うのですね。

Lの目、ね。あのタヌキ目ね~。
睡眠不足・・・Lみたいな人って、何時間寝るんでしょうねぇ。すごく短そう。
睡眠不足であれくらい頭が回ったらいいよなぁ。
いくらスイーツを食べても(「何でいつも甘いもの食べてるの?」って訊かれて答えるシーンがあるんですよ)、常人はああはいかないわねー・・・。
  1. 2008/02/27(水) 21:35:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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No title

◈あつこさん、
ほほぅ、松山さんのLじゃない作品をご覧になったのですか。
Lの扮装をしていない松山さんの写真を見ましたが、割と普通の人だったような。
もしかして、Lのイメージから抜け出すのは結構大変かも知れませんねぇ。
そういえば、一緒にこの映画を見た友人が、Lが少しふっくらしていた、と言ってました。
私は特に気付かなかったのですが、そうだったのかも!

映画のTVCM、何種類かあるのだと思いますが、ライト(藤原竜也さん)の声で、Lへのメッセージみたいなナレーションが入るのがあるんですよ。
「ぼくをあそこまで追い詰めたキミが、まさかこのくらいの事件で苦労しているとは思いませんが・・・えっ、してるの?!――とにかく、頑張って下さい。ライト」
とかいうようなセリフだったかと。
  1. 2008/02/27(水) 21:40:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
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