本と旅とそれから The Subtle Knife(神秘の短剣)/Philip Pullman

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The Subtle Knife(神秘の短剣)/Philip Pullman


こ、このラスト、シビア~。
イォレクは今回、非番。彼が登場しないとやっぱり作品全体の迫力が・・・。

    1巻目、「黄金の羅針盤」の感想はコチラ


文中、カーソルonでネタバレです (ちょっと虫食い多くてすみません。)

The Subtle Knife(His Dark Materials, Book2)/
Philip Pullman(Dell Laurel-Leaf)
邦題:神秘の短剣―ライラの冒険(2)/フィリップ・プルマン


それにしても、いろいろな意味で複雑で一筋縄ではいかないという感じのFT。
1巻目「黄金の羅針盤」ではパラレルワールドが舞台だったわけだけど、そこだけで話は完結しなくって、今度は「この」世界(パラレルじゃなくて、私たちの世界そのもの)やら、その他のいろいろな「世界」が出てきて、その間を行ったり来たり。


「ライラの冒険」という日本語のシリーズ名称、「ゲド戦記」と同じで、どーも安直でよくな~い。
「神秘の短剣」の主人公は、ライラというよりは新しく登場する少年ウィルでしょうに。
昔から苦労して、でも懸命に生きてきた(といってもまだ少年ですが)ウィルはホントに健気。
私はとっても気に入りました!

父に会いたい。会って「よく頑張ったな」と褒めてもらいたい。
その一心でどれほどつらい思いに耐えてきたことか。
それが、再会して数分で目の前で殺されてしまうって、これって・・・。

Lee Scoresbyにしても。
彼のデーモン(ダイモンってどうもイヤだ)のウサギのHesterもカッコいい!
この二人も死んじゃうけど。実に呆気なく。
なんか、雰囲気的に、「誰かが助けに来て、間一髪なんとかなるだろう」という感じがずーっとしているのに、パタっと死んじゃうのです。ううう。


最近は、児童書といえども勧善懲悪パターンがかなり崩れていて、正義の味方だからといってのんびり構えてると死んじゃったりするんですよねぇ。
そこにどれだけの必然性があるのかわかりませんが・・・。
(ハリポタでシリウスが死んじゃった時も、まったくその意味が不明でしたよ。)

で、魔女たちったらまったく役立たず。
役立たずどころか、Serafina Pekkala以外は、百害あって一利なしって感じ。
飛べりゃいいってもんじゃないわよ(我ながら辛らつ)。

この第2巻目は、次の巻へのつなぎというか、その序章のような感じがします。
ライラの両親というのが、これがまた何考えてるんだか全然わからん二人なんだけれど、一体何をしでかして、どういう結末に至るのでしょうか。

人間はよくわからないので、再び登場するヨロイグマに頑張ってもらいたいです。
それにしても、この巻の映画化ってちょっと大変かも。
クマが出ないからスター不在の感があるし・・・って、ナルニアもそうですが、いちいち映画化の心配しなくてもいっか^^;

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tag: 洋書 
  1. 2008/07/04(金) 23:31:00|
  2. 2008
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コメント

No title

第1作目の映画の最後って本の最後までいってないじゃないですか。
なので、2作目が盛り上がりに欠ける・・・というか、プラスの面での盛り上がり(マイナス面では↑の虫食い部分での盛り上がりはありますけどね)ので、映画の2作目に1作目の最後の方を食い込ませるつもりかな・・・とかちょっと斜めから見ちゃってます・・・。

ほんと、魔女は役立たずですよね。あと神も(笑)。
こういう面で反キリスト教とか言われてるのかな。1作目も教会批判っぽい感じでしたよね。

まぁそういう事はいいから何はともあれよろいグマですよね、やっぱり(笑)。

私もTBもらってきまーす
  1. 2008/07/04(金) 23:59:00 |
  2. URL |
  3. lazybug #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

そう、映画化を私たちが心配しなくてもいいのですが、この映画化は輪をかけて難しいことでしょうね。まだ、最後の巻残してますが、読むのも理解するのも大変そうです。
  1. 2008/07/05(土) 21:08:00 |
  2. URL |
  3. barnes_and_noble #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈Ayakoさん、
1作目の映画の最後って、そうそう、原作と違うなと思ったけど、なんか、いまいちよくわかんなかったんですけど・・・?
原作ではライラ父がひどいよね。
なんかあの人って、よくわからん。

「教会」って、巨悪的な描き方をされることが多いよねぇ。
世俗を離れて魂の救いを求めている人ばかりのはずなのにどーしたことだか。
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」も、ほぼ万人が予想したであろう通りに、バチカンからは撮影協力拒否されてたし(当然な気もするけど・・・)。

ともあれヨロイグマですよね。ファンが多いのぅ、イォレク。
TBどうもー。
  1. 2008/07/05(土) 21:44:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈barnesさん、
ふふ、そう思いますよね~、やっぱり。
上手く作らないと、つまんない映画になりそう!

私はウィルが気になるので、第3巻に入りました。
教会の皆さんはぐちゃぐちゃと人も組織も(天使も)入り乱れてますが、ヨロイグマは実にシンプルに、「あだ討ちだ!救出だ!」と突き進んでます。
  1. 2008/07/05(土) 21:57:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

Mikiさん........ご免。虫食いの所をクリックすると
「○○じゃった」「○○じゃった」ばっかりで
思わず笑ってしまった根黒な私を許して。
かなりこの世界に感情移入しとるね。英語版で読んだのかな?
私は文庫本買ってあるので読んでみよう、と思ったワン。
(確かに邦題って、センスが問われるよね。)

  1. 2008/07/06(日) 16:27:00 |
  2. URL |
  3. cyokooyaji #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

◈cyokoさん、
はっ・・・!
そうだ!ネタバレ防止は、「○○じゃった」のところを隠すんじゃなくて、登場人物の名前の方を隠すべきだったんだわ~!
そうじゃないと、大体「あ、コイツ、○○しちゃうんだな」って推測ついてしまいますもんね。
(ハリポタの時はちゃんとそうしたのにー。)

そうです、英語版です。
私には自前の掟がありまして、原作が英語で書かれた作品については、翻訳を読んではいけないことになっております。
それにしてもcyokoさん、、これから「読んでみよう」なのに、ネタバレ部分、見~た~な~~!
  1. 2008/07/06(日) 22:45:00 |
  2. URL |
  3. lazyMiki #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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