本と旅とそれから 乱れからくり/泡坂妻夫

本と旅とそれから

乱れからくり/泡坂妻夫

昨年末の早乙女貢さんに続き、最近またも「直木賞作家」泡坂妻夫さんの訃報が。
・・・などというと、あたかもお二人の作品を読んだことがあったかのようですが。

訃報以上にがっかりしたのは、お二人の名前を初めて知ったのが、その訃報によってだったこと・・・。

(文中、ネタバレあります。)


乱れからくり/泡坂妻夫(創元推理文庫)

というわけでタイミング的には残念ですが、思い立って、この1冊を手に取りました。
なぜこれかといえば、訃報を伝えたニュースでこの本の題名を言っていたから。
初出は1977年――作品には、インターネットもケータイも登場しません。

雰囲気が30年前でした。当たり前ですけど。

で、思うにたぶんこの本、私がちゃんと認識してなかっただけで、建築探偵シリーズあたりで言及されてるような気がする・・・。
建築的な要素もかなり入ったミステリーなのです。

例えば万華鏡のトリックなどは、解き明かされる前から「あ、これは知っている」と思ったから、どこかで引用されるような、ミステリーの中では古典に近い作品なのかも。
泡坂氏の作品の中では、ほとんどデビュー作に近い初期の1作らしいのですが。

今のところの感想としては、「まだよくわかりまへん」。
どうやら、泡坂作品には、知られた探偵役のシリーズがあるらしいのですが、「乱れからくり」はそれではなくて、今回の探偵役だった女性キャラが、私は好きではなかったのです。口調とか、ね。

その一方で、お屋敷ミステリーであるという点は、結構好きでした。
死者が犯人だというトリック(?)も、これまたうすうす予想がつくものの、巧みな感じです。

機会があったらまた読んでみたい気がしますが、目下手元がいっぱいいっぱいなので、いつになるかはまだ不明です・・・。


webcitron01.gif


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tag: 泡坂妻夫 直木賞 
  1. 2009/02/20(金) 21:43:00|
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